なぜ、医療事故はなくならないのか?

 
 

騙す、隠す、殺す

日本の医療界に現存する、あってはならない事実

医療事故を隠蔽する行政・立法。追及しないマスコミ

医療過誤被害者遺族が暴く、「医療の三悪」の実態

一冊の本になりました。


(前著:『医療過誤〜』については→コチラおよびコチラ

 
   

・書名:医療の三悪・請願審議の全てと自治体検診の実態――政令市議会の杜撰な質疑と自治体市長の虚妄
・著者:奥田五郎(医療過誤被害者の遺族・夫)
・初版発行日:2018年11月2日 (全国書店、電子書籍同時発売)
・発行:知玄舎(発売:星雲社)  ISBN978-4-434-25386-7  四六判385頁、定価:(本体1,800円)+税

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読者――

驚きの声、喜びの声、いのちの声


(読者の声ダイジェスト)
 
 
 
   
@ ●よくここまで書いてくれた。みんなが思っていても声に出して言うことができなかったこと〜すべてを書いてくれてありがとう。――宇都宮、Hさん
 
A ●『医療過誤』『医療の三悪』を読ませていただき、本当にどれだけのエネルギーと力をいただいたかわかりません。――医療過誤被害者
       
B ●こんなことをさたら、たまったものじゃないな! 命がいくらあってもたりないよ。――千葉市、KIさん
C ●すごくこまかく具体的に、よくここまで書きましたね。相当の覚悟が必要だったでしょうね。私達もこの記事を取り上げるには、相当の準備と覚悟が必要になります。――新聞記者、O氏
       
D ●ふだん本を読まない女房がこの本を読んで泣いていた。――東京都、AM氏

 
E ●こんな本を出したら市議はみんな怒るよ!――千葉市市議、X氏

       
F ●医療事故数7622件! これは県立6病院だけの数字。この数字を見た時は「こんなに大勢の人が……」と驚愕しました。――千葉市、S氏 

G ●この本は看護師だったらみんな読みたくなるはずよ。看護師の友達に2冊買って送ってあげました。――神奈川県、看護師、T氏 

       
H ●この本から、日本の医療は相当遅れていることがわかりますね。こんなに遅れているとは知らなかった。――医師R氏と看護師S氏

I ●すごい。私も職業上、この種の本はたくさん読んでいるが、今までここまで細かく具体的に書かれた本はなかった。――薬剤師、N氏

       






●本書について●

自治体検診で異常陰影がありながら「異常なし」と虚偽診断され末期がんとなり亡くなった女性の遺族が、
闇の中に隠そうとする真相の原因を突き詰め、医療行政の問題を提起した衝撃の書。
著者は「巨悪の不正は許せない」「医療過誤の被害者を無くしたい」と戦うこと10年強。
「事故調査特別委員会設置を求める請願」「市長への手紙」等で動くが、不誠実、理不尽な対応に終始される。
著者は委員会記録、市長からの手紙、カルテ等の証拠資料を元に解析し不正を暴く。
そこには医療の三悪(騙す、隠す、殺す)とよばれるものがあった。
誰しもが医療のお世話にならなくてはいけない現代医療に潜む「三悪」とは何か。
三悪に加担して、自治体検診での医療死亡事故を闇から闇へと葬り去ろうとする行政市長と立法市議会の手口の数々。
著者は、自治体検診、医療の闇の真相解明を突き詰め、警告、警鐘のため、
2年に渡り原稿を書き、あたため、考え、推敲を繰り返し脱稿した驚異の労大作。



●著者について●

奥田 五郎(おくだ ごろう)……
 1946年(昭和21年)3月10日。東京に生まれる。
1947年(昭和22年)1月2日、妻和子和歌山に生まれる。
1969年(昭和44年)和子、同志社大学、英文学部卒業。
1972年(昭和47年)7月、和子と結婚。
2006年(平成18年)11月、和子、自治体検診で虚偽診断され末期肺がんVb、余命3ヶ月、死の宣告を受ける。
2007年(平成19年)11月2日、妻和子虚偽診断による肺がんで死亡。
2006年(平成18年)〜2014年(平成26年)医療過誤の被害者を一人でも少なくするため活動中。
2015年(平成27年)3月10日、五郎誕生日に『医療過誤 遺族がしてきたこと』を脱稿し、出版。
2018年(平成30年)11月2日、和子の11年目の命日に『医療の三悪・請願審議の全てと自治体検診の実態』出版。
。2015年(平成27年)〜現在
行政、立法、医療界を相手に医療事故をなくすため、孤軍奮闘中。

 
 
   
『医療の三悪』を読んだ読者からの声(詳細)

   1.よくここまで書いてくれた。みんなが思っていても、声に出して言うことができなかったこと、むしゃくしゃしていたことを、すべて書いてくれてありがとう。積極的に友達にも教え、読むように言っておきます。──宇都宮、Hさん


2.『医療過誤 たった一人、真相糾明』そして『医療の三悪』の本を読ませていただき、本当にどれだけのエネルギー、力をいただいたかわかりません。今一度人の命を扱う仕事にたずさわる医師や人達が、医療天国と呼ばれるような今の時代の中で、再考して働いてほしいと思わずにはいられません。本当に本に著していただきありがとうございました。──医療過誤被害者


3.こんなこと(下記)をされたらたまったものじゃないな! 命がいくらあっても足りないよ。本当にこんなことをやっているのか、私達は真剣に考えなくてはいけない!──千葉市 KIさん

●医師は異常陰影(がん)を放置していたら、死ぬことがわかっていたのに、異常陰影を教えなかった(40ページ)。

●行政千葉市は、千葉市発行(公文書)の受診記録票に異常があるのに異常なしと虚偽記載していた(40ページ)。
 ・千葉市は自治体検診での死亡事故を、うそ、騙す、隠すで隠蔽(176〜180ページ)。
 ・市長の無責任体質が今回の事故を生み、拡大させている(332〜365ページ)。

●立法(市議会)は行政府監視という議会の重い役割を担っていながら、役割を放棄している(292ページ、239〜244ページ他)。

●医師、行政、立法の三者が医療の闇を表に出すのではなく、協力して闇から闇へと隠している。これが近代国家の日本なのか。千葉市だけの問題なのか。いつまでも医療事故が無くならない根源はここにあり。


4.本を読んで良かったので、熊本の図書館に置いてもらおうと思って、この本を持って図書館に行ったら、「もう置いてありますよ」と言われました。改めてすごい本なんだと思ったものです。世の中から医療過誤や不正がなくなることを願っています。──熊本市 AFさん


5.すごく細かく具体的によくここまで書きましたね。相当の覚悟が必要だったでしょうね。私達もこの記事を取り上げるには相当の準備と覚悟が必要になります。──新聞記者 ○氏


6.普段本を読まない女房が本を読んで泣いていた。──東京都 AM


7.みんな(医療者)怒っているよ。「なぜですか、本当のことじゃないですか」。うーん、ここまで書かないとわからないのかな!──医師 A氏


8.こんな本を出したら市議はみんな怒るよ! でもこんなに細かく具体的に書かれていたら何もいえないな。ここまでガツーンとやらないと変わらないのかな!──千葉市議 X氏


9.まずいですよ、こんなことを書いていたら。あの連中(議員)は長くやっていると金を持っていますから、人を使って何かをやってきますよ。防犯カメラや○○、自動照明を付けて下さい。──他府県議員 N氏


10.すごいわ、ここまで一人でやって。でも大丈夫かしら。心配だわ。私だったらこわくてここまでできない。──医療過誤の被害者


11.本書の中に「事故を起こした病院のやるべきこと」として13項目がありました(本書108ページ)。私では3〜5項目ぐらいしか思い浮かばなかったでしょう。事故を起こした病院が徹底してこの13ヶ条を守れば、事故は起こらないようになるのではないかと思います。──東京F氏


12.正当な要望に対して市の態度はあまりにも卑劣としか言いようがないように思いました。許すべからずものを強く感じます。市の取り組むべきこと、その理由、根拠、市長や市議会議員のあるべき姿等が本書の随所に書かれていますが、全く著者の述べている通りで諸手を挙げて賛成します。──F氏


13.この本の中で特に感銘を受けた言葉は、「良い樹には良い実がなる。悪い樹には悪い実がなる」という言葉でした。──愛知県 HOさん


14.「心が燃えてきた。大きな思いを伝える力を感じた」「見えないものを動かす大きな働きを感じた」──甲信越 MさんとOさん


15.千葉市は、私が市民となる以前の前市長時代から行政が私物化されていました。そのため財政が悪化し市長が金の問題で責任を問われ、革新系の現市長に代わりました。ところが市議と職員に染みついた責任回避の悪い習慣は、著者からの厳しい責任追及(前著『医療過誤』を含め)があっても改めないということでしょう。「何をか言わんや」です。──千葉市 KNさん


16.千葉市議は兼業をやっていて普段は兼業に忙しくて議会の時だけ出てくるような議員も沢山いたという話だ。俺が知っている議員もそうだった。これはどこの議員でも同じじゃないのか。市議にとって不利になるような案件は本気になってやらない。世代交替に期待するしかないのじゃないか。──千葉市 HSさん


17.この二冊目(『医療の三悪』)は、自治体検診が危ないものであることと、議会の審議の不誠実さがつくづく思いしらされるものでした。読んでいると「ここまで議員や政治家という人々の情熱のなさが、酷いものなのだ」と胸苦しいほどでした。
 
 もうかなり前から、そういうことは今の社会全体に感じておりますが、文章にしていただくと、あらためて実感されました。そしてそのような大きな『悪とは見えない(思えない)悪』に対し、十年以上もかけて挑んでおいでになった著者に、感動いたしました。こうして示してくださった、知恵や勇気を、私はどれほど自らのエネルギーにできるのか、判らないのですが……。

 「病院」や「医師」の使命、人間としての使命を忘れたようなことが起きている。そこへ、抗議の石つぶてを投げようとすると、本当に悲しく、苦しい毎日が始まること。そういうことを何もしないで、泣き寝入りするのも勿論、苦しいこと。狂ってしまいそうなこと……。

 私は、一つ先へ進もうと、「病院に対し、黙っているのは良くない」として動き出してからも、一つひとつの返事を待つまでの苦しさは、またすごい。他に何か心をまぎらわせながら、何をして待ったらいいのだろうと思いながら、ようやく今日までまいりました。──医療過誤の被害者の真実の声


18.八年ほど前、家内の父親が癌で八女の公立病院に入院しましたが、対応が悪く知人の先生(元久留米大学医学部教授)に相談しましたら、その場で電話してくれて大変嬉しく思ったことがあります。その先生も、今の医者は保身にばかり走って患者さんのことを第一とは思っていないと言っていました。──福岡 YHさん


19.私達の時代は、本当に患者さんのためを思ってみんな一生懸命やっていました。事故等は私が看護師をしていた時は一件も起こりませんでした。ところが今は医療事故のニュースが次から次へと報道されています。何かが狂っているとしか思えません。──元看護師、東京都、KMさん


20.『医療の三悪』その実例の中に「隠したままで放置しました」とあります。医者を頭から信じてはいけないと思いました。私の同僚で40歳の誕生日を目前にして胃癌で亡くなった友人がいます。癌とわかった時は手遅れでした。医者は癌の位置が胃の後ろ惻にあったので、すぐにはわからなかったと説明していました。

 長男は小学校4年生。父親の亡骸に縋り付いて、声を立てて泣いている姿が皆の涙を誘ったものでした。頭の良い子であったので三重大学に入学しましたが、立派な大人になっていることと思います。今になってみると友人の死もあるいは医療過誤ではなかったのだろうかと疑わしい気もします。──三重、HO氏


21.(※この読者からの声は、流石に載せることを躊躇しましたが、読者からの声であることは間違いないので掲載します)
 P124に「医者は本来必要の無い手術をする」とありましたが、このことについて納得できることがあります。昔のことになりますが、ある大きな病院の事務課長のお宅にお邪魔した時直接聞いた話です。

 病院へはインターンもよく来ていて、医者は手術の時はインターン達に手術の実際を見てもらい医学的な指導をするそうですが、患者が麻酔で昏睡しているのをよいことに、手術箇所以外のところにもメスを入れてインターン達に見せていろいろ教えるとのことです。

 本人は知らずにあちこちズタズタに切られて可哀相に、と言っていました。そして手術をする時は必ず僕に声をかけるように、無茶なことはさせないようにするからと言われたことがありました。もうすっかり忘れていたことですが、本書を読みながら思い出した次第です。


22.もう一つあります。下請け業者の社長から聞いたことです。医者の○○先生に「今すぐ手術が必要です。と言われたが手術は怖いので、暫く待ってもらい別の病院で診てもらったら、「手術の必要はありません。薬を服用していたら治ります」と言われたとのことです。

 「でも○○先生は今すぐ手術が必要だと言った」旨告げたら、「ああ、あの○○先生は手術が好きな先生なんですよ」と言われビックリしたと話してくれました。「好きで手術なんかされたらたまったもんじゃないよなー」 と本人はぼやいていましたが、ぼやいて済む問題だったのでしょうか。

 当然医者にもよるものでしょうが、モラルの低い医者がいるのは間違いないと思います。本書でモラルの低い医者がいる、精神病をもっている医者もいると書いてあるのは事実だと思います。思うに私も医療過誤の近辺で日常生活を送っていたものだと思いました。偶々遭遇しなかっただけのことだと思います。


23.P146まで読み進んできて思ったことは、市にいくら要望しても埒があかない。いっそ裁判に訴えて市の不法を暴いた方がむしろ手っ取り早くて良いのでは、とまで思いました。そうしましたら市民の要望に耳を傾けるべき議員が、橋本登議員のことですが、(請願者は)裁判に訴えるしかないですよと驚きの発言をしています。

 これは職務怠慢と言うべきでしょうか。職場放棄と言うべきでしょうか。一体この発言をどう解釈したらいいのか訳がわかりません。本書のP254に何のために議員になったのか、何のために審査委員がいるのかよく考えた方がいい、と書いてあります。議員失格です。著者の言葉に私は同感です。


24.伊藤康平委員長の恫喝(P165)、争点をわざと逸らした答弁(P179)、有印公文書の偽造(P40)、日本国憲法の無視、責任を転嫁しようとする議員達、抗議したいことは山ほどあります。医療過誤を無くして行くには、広く一般の人達に実情を知ってもらい、問題意識を持ってもらうということがとても大切なことだと思います。本書にはそのことが書いてありました。私でできることがあれば、どうぞ手伝わせてください。──21〜24 、関西ST氏


25.第一章「僕の奥さんは……」で始まる優しい文章は「異常なし」の検診結果から五郎さんと奥さんとの平和な日常生活がしばらく続いて安堵しているお二人の様子が良く現れています。
 
 しかし、この平和で優しい文章は自治体検診の虚偽の診断結果に毅然と立ち向かう五郎さんの硬派の文章へと変わり読者並びに世の人々に現実の問題として考えさせるものになっています。

 医師の役割りは病気を治すことだけでなく病気になるのを未然に防ぐことも大切なことのーつです。虚偽の診断結果は死への道であり、五郎さんにとっては腹が煮えくり返る思いだったでしょう。


26.読み込んでいくうちに37頁「……○○医師はいい人で…」の一文。人間性は良いかもしれないが間違った行為を非と感じない責任者の下した見解は組織の長として失格そのものです。 非は非と認め二度と起こしてはならないという覚悟を持って改善できることは改善していく……この覚悟なしに医療界の進歩はない。

 真実を求めて立法、行政、一部の医療関係者に立ち向かう五郎さんの戦いを読み解いていく。医療事故だけでなく様々な事故発生防止は原因追及そして解明と公表です。そのための戦いが始まる。


27.さて、55ページからの「僕と末期がんの妻との最後の会話」にはほろりとさせられました。奥様を自宅で介護するという強い決心をされてからのお二人の会話。いたわり愛し合ったご夫婦だからこそ極限状態の中でも乱れることのないお二人の会話にほろりとさせられました。

 今でも仏壇の前で奥様に声をかけられる。「おい元気か」と毎日声をかけられる。「僕が元気をなくすわけにはいきません。」これが五郎さんを悪政に立ち向かわせる原動力になっているのでしょう。


28.そして、なかなか閧かない扉に立ち向かう同士が現れ一段と活気づく様子が綴られています。メディアの力により医療問題を問題意識を持って読者に伝えていく。しかも全国版で……。その第一人者が毎日新聞の田中裕之記者。そしてその他の新聞社の記者たち。五郎さんは良き新聞記者に巡り合いました。新聞というメディアを使って世に公表してもらう。読者がこの問題に関心を持つ。それが問題意識となって関係機関を動かすこともある。素晴らしい戦術です。


29.さて、「医療事故数7622名」これは県立6病院だけの数字。初めてこの数字を見た時には「こんなにも大勢の人が……」と驚愕しました。

 公表されたからこそ医療事故がわかったわけですから県下の病院すべてが公表すべきです。それが出来ないのは医師会の絶大な力に守られているからでしょう。

 昔は「医は仁術」といって医師は患者の病気を治療することに専念したが、今は「医は算術」で病院の経営に力を使い如何に金を得るかに力を入れている。これでは事故数が増えるのは当然です。


30.患者の生への意欲を高めようと「仁」をモットーに治療に専念している医師が大多数でしょうが中には「算」におぼれる医師……それが三悪「殺す、騙す、隠す」につながるのでしょう。

 医師のミスによるもの、薬害によるもの等々隠さず公表していたら医療事故はぐっと減ったと思います。

 良い例が交通事故死者数の公表です。
 昭和45年の16,765人が最多。昨年は3,904人。ピーク時の4分の1以下。これは凄いことですが公表することにより事故防止対策に力を入れて取り組んだ結果でしょう。――千葉市、Sさん


31※なぜ交通事故は公表しているのに、医療事故は公表しないのか。

 ・交通事故の加害者は無力な個人である。

 ・医療事故の加害者は絶大な権力を持っている医師会の会員である。公表させまいと数々の圧力をかけ、それを擁護する行政、立法、またマスコミもその圧力の下に追及せず押し黙っている。――奥田五郎


32※なぜ交通事故は減少したのか。

 交通事故は事故が起きると徹底して調査をして事故原因の究明をして対策を講じている。マスコミも事故の詳細を調査し実名で大々的に報道し、警告、警鐘を与えている。

 その結果 → 事故を起こさない、起こしてはいけない、事故を起こしたら免許停止、取消、最悪は刑務所、という意識が多くの人に生まれ、事故の減少につながった。

 しかし医療事故は医療者側の一方的な発表だけで、それも数ヶ月遅れは当たり前の状態で、調査も原因究明もせずに発表するだけである。マスコミも交通事故であれば独自の調査をして、原因を把握して対策を打ち、大々的に報道するが、医療事故に関しては、調査をしなければ追求することもない。医療者の発表したことをそのまま伝えているだけである。

 その結果、事故を起こしても、医師会が守ってくれる。細部に渡って詳細を公表されることもペナルティもない。我々は特別な存在ゆえに「事故を起こして許される、罰せられることはない」という意識が生まれ、医療事故は減少しない。――奥田五郎

33※医療事故を減少させるにはどうしたらいいのか。

 すべての医療事故を公表し、交通事故と同じように原因を究明し、対策を徹底し、都道府県ごとの事故件数を発表し、ワースト10の医療機関名を公表(都道府県別等)することを実施すれば、交通事故と同じように大幅に減少する。

 それと同時に『医療の三悪』108ページの「事故を起こした病院のやるべき」対策を実施すること。これだけでも事故は間違いなく減少する。――奥田五郎


34請願の体験報告書。一度も体験したことがないので「心して」読んでいきました。まずは請願書を受理することからスタート。しかしここでは五郎さんの提出した3枚の謂願書が市当局により1枚に変えられていた。

 比較してみると要約した1枚の請願書は表面的なことはわかりますがその奥が見えません。3枚の方は箇条書きの箇所もあってより詳しく書かれていて内容がはっきりしています。1枚の請願書には補足の資料が必要になってきます。

 請願審査委員会の実態を見るのは初めてですが市当局にとって不都合なことは初めから不採択と決めていたのでしょう。だから補足の資料の配布や五郎さんの質問等を遮ったのでしょう。

 議事が進んでいく様子を読んでいくと一市民が必死になって請願しているものを市民の代表である議員が当局にとって不都合だからとこれを葬ろうとしている態度がありありと現れていて不愉快になります。


35さて、この会での大きな焦点は次の三点と考えられます。

 @ 医療事故の原因について。
 A 基本健康診査受診記録の改ざんの事実の有無。
 B 事故調査委員会の設置。

 最初にこれらについて福永議員が質問したが市担当者からの回答は逃げの一手。事故調査委員会は設置しないが特に問題はない。両者の和解が成立している(医療ADRにおいて。但し、和解の条件は、原因究明、再発防止策については事故調査特別委員会を開いて解明する。P199)。その上、警察の捜査が始まりフイルムや関係資料が押収され、その結果不送致になったこと。

 これだけのことを引き出した福永議員は味方のように感じられるが一番重要な医療事故についての追及が甘く裏切られたという感じがしたと思います、そして最後の最後に事故調査委員会の設置を持ち出すこの遅さ。

 近藤議員は元看護師として核心に迫る追及ができたはずなのに無であった。三瓶議員は市長派で問題にならない。松井議員は最初から不採択を決めている。

 この会の個々の議員の質問事項を読むとこの委員会の市議が千葉市にいかに忠実であるかに驚いています。

 委員と政党の関係は伊藤康平委員長(公明)、福永委員(共産)、近藤委員(公明)、三瓶委員(未来民主ちば)、松井委員(市民ネット)、茂手木委員(自由民主)、橋本委員(無所属)。市民から選ばれた議員ですが政党別に鑑みると共産、公明あたりが請願書について本気になって討議するのが当然と思いますがそれが無かったようです。

 かろうじて福永委員が採択の有無の前に「事故調を設置して事実を解明することが一番大事。」と持論を述べたが時すでに遅く1対6で不採用。


36市議会では市の政策に対して議員は辛辣な意見を述べ両者は敵対関係になることがしばしば起こるが、一市民からの請願書に対する姿勢は何でしょうか? 議会での審議はTV等のメディアを意識してのことかと考えざるをえない。真摯に受け止めるのではなく、この時は両者が手を組みこの問題をいかに排除していこうとするかがありありとみえる。

 千葉市の高報酬とりの議員(千葉市議員の報酬は県の各自治体よりべらぼうに高くトップとのこと。政令指定都市では大阪市を抜いて全国10位)は市民よりも市に有利な発言をする。お互いの持ちつ持たれつの構図がはっきりと読み取れる。


37これにひるまず五郎さんは市議会議長に請願不服申立書を送る。しかし20日後の回答は「法令や先例等に従って運営しているので問題なし。」そして「今後の委員会運営に貴重なご意見とさせていただく。」鼻をくくったような回答。

 マニアル回答書からの回答のようで誠意が感じられません。議員としてのあり方について勉強不足と高給取りの保身がありありと見えます。市民一人ひとりに真剣に向き合ってほしいですね。


38そして最後の市長との往復書簡は五郎さんの「誠」「信」に対して市長の誠意のない回答の繰り返しで五郎さんから、不誠実な市長へ訴えても無駄と悟り、市長への手紙を止めさせた。

 市長の一言「事故調査委員会を設置しこの医療問題を解明しましょう。」それだけで良いのです。市長の言葉は何よりも強く尊いのです。リーダーとはそうゆう人をいうのです。残念です。

 最後の手段として『医療の三悪』を発行されました。多くの方々に問題を投げかけました。一人一人が大きな問題として受け止めることでしょう。
 いろいろと考えさせられました。──千葉市 Sさん


39.私は毎年定期的に検診を受けていましたが、ガンが見つかった時はステージ4でした。この本を読むまでは気がつきませんでしたが、ステージ4ということは、今まで検診で見落とされていたということだったのです。

 私は卵巣と子宮を取る大手術を受け、幸いにして助かりましたが、後遺症で悩まされています。なぜもっと早く見つけることができなかったのかと悔やんでいます。

 医師の方達、命にかかわる問題です。もっと慎重に、もっとていねいにやってほしく思います。なぜステージ2で、3で見つけることができなかったのでしょうか。あなたの親、兄弟姉妹でも同じことだったのでしょうか。もっと真剣にやって下さい。──千葉県 S子さん


40.私はいつも診察の間違いがないか、いつも神経を使って慎重にやっているよ。幸いにして今まで四十数年間大きな事故を起こすことなくやっている。この本に書かれていることの80%以上事実だろう。──医師、O氏


41.この本(医療の三悪)は看護師だったらみんな関心を持っているから読みたくなるはずよ。でも日本の看護師制度は諸外国と比較してこんなに遅れているの、知らなかった。比較は大事なこと。私は看護師生活40年近くやっているのに、アメリカの若いナース以下、情けない。

 関西の友達(看護師)に2冊買って送ってあげました。きっと役立つはずです。なお、久間教授の「医療の比較文化論」を今捜している最中です。──看護師、T氏


42.この本を読むと日本の医療は相当遅れていますね。こんなに遅れているとは知らなかった。「井の中の蛙」であった。学閥医学の弊害ゆえに医療事故は減少しないのか。──医師R氏と看護師S氏


43.相当大きな課題を突き付けられたわ。日本ではナースプラクティショナー制度はまだまだ時間がかかります。──大阪、看護師N氏


44.なぜこの人は市議にならないのかね。市議になって自分で改革すればいいのに、公務員なんてみんなこんなものだ。何にもやりやしないよ。──財団理事A氏


45.すごい。私もこの種の本は沢山読んでいるが今までここまで細かく詳しく書かれた本はなかった。この人の身は大丈夫なかな。私だったらできない。他にできる人はいないんじゃないかな。薬剤事故のことも書かれていてちょっと嫌だったけど、真実だから止むを得ない。これで薬剤師も注意するようになるだろう。──千葉市薬剤師、C氏


46.薬剤による事故のことが書いてありました。薬剤による事故のことも念頭においておかなくてはいけないことに気付きました。今までは気にも止めませんでした。更に貧困のため訴訟を起こすだけの弁護士費用のない人はどうなるのだろう。貧困でも訴訟を起こせる法律、制度はないのだろうかとさえ考えてしまいました。いろいろなことを考えさせられる本です。──浜松市、S氏


47.この一冊は、日本国の政府、行政、医療の杜撰さ、地方(県・市・町・村)の根源、根っこの一番痛い所を突き付けている事。国家公務員、地方公務員の方々に目を通してほしい。この一冊が、蜂の一刺しになることを願っています。──沖縄、Yさん


48.議員と公務員は監督する立場とされる立場のはずが、される立場にへつらうというのはありえない話である。そのようなことでは行政に対して監督などできるはずがない。

 議員の立場にいるべき人達ではない。また当たり前の意見(請願請求に対して当たり前よくしていこう=jではなく、自分達のみに通じる考えで封じようとする。
 個々人に道徳観や倫理観が見えず、議員と公務員は「赤信号、みんなで渡れば大丈夫」の集団心理ではないか。

 これでは自浄作用など期待できず、いつまでもこのままの不幸な行政が繰り返されてしまうのではないかと危惧される。──千葉市、M氏

※注:今回(31年4月)市議選があり、松井氏は出馬せず。請願に関連した他市議全員が出馬し、全員が当選した。千葉市政は今後も変わることはない。


49.このような事件の被害者として悲しみはぬぐえないが、望む事の一つとしては、原因解明である。人のする事なのでミスはどこにでもある。そのミスを隠していたら、いつまでも良くなる事はないし、被害者の不安は解消されない。もし故意だとすれば、それは罰されなければならない。そして原因が個人的なのか、環境からなのかをつかみ、対策を取る事で初めて被害者の心も落ち着くのである。

 もし自分や身近な人に起こったとして考えて行動する事が大事であるし、そのように考えられない人は、少なくても人の生死に関わる仕事や議員に付くべきではない。つく事が出来ないように心理テストなどを実施すべきである。──医療過誤の被害者、関東、HN氏


50.「(著書の中にも記載があったが)こんな本を出してしまって、著者は大丈夫なのか? 危害を加えられないのか?」。これが正直の感想だ。実体験で描かれていることが生々しく、政治の裏の面を垣間見た気がした。ただ反対に、この著書を読まなければ、真実を知ることは不可能であった。後世に残すべき1冊である。

 千葉に赴任し一年半が過ぎた。金融機関の一員として多くのお客さまと話をする機会がある(特に高齢者が多い)。以前の勤務地に比べ,お客さまの年齢に大差はないが、千葉のお客さまと話をする中で「医療過誤」というワードを耳にすることが非常に多かった(前任地ではほとんど聞かなかった)。

 「千葉市の医療はそこまで酷いものなのか」と疑問を覚えていたが、本著書でのデータ(数値)を見て非常に驚いた。私が知らないだけで、これだけの悪事が働き、それが公になっていなかっただけなのかと。それと同時に、これまで聞いた話に納得感を覚えたのも事実だ。


51.本件の問題点。それは医師・市議全員が「自身の保身しか考えていない」ということ。結果本件は解決していないのではなかろうか。著書にもある通り「医療の三悪(殺す・騙す・隠す)」、それと「市議の怠慢・保身」が明らかに問題だ。

 ただ著書を読み終えたとき、「果して私が著者の立場であったら何をしていただろうか。ここまで行動ができただろうか」と考えてしまった。私には解決策が全く思い浮かんでこず、自分の力の無さを痛感した。

 著書を読めば「何が本当に悪いのか」。これは歴然としている。「私ができることはないか」と自問自答した結果、「この著書を私以外の人々にも知ってもらうことだ」。それが私の役目であると感じた。


52.著書P304〜の『他市町村の議員達の反応』にも一部記載があったが、この実情を世間に広め、知ってもらうことが一番である。広めた結果がどうなるかはわからない。人の捉え方は様々ではあり、「仕方ないよ。政治家は相手にできない」という感想ももちろんあるだろう。

 ただ、実際の現場がどうなっていたのか、どのような対応をしていたのかを知ってもらうだけでも、世間の目は少しずつ変わっていくのではないか。この本をお客さまから受け取ったとき、「いろんな方に広めてほしい」とおっしゃられた意図が理解できた気がする。
 
 冒頭の感想で「本当にこの著書を出版して良かったのか」という感想は確かにある。しかし、誰かが発信しない限り、千葉市、いや政治家、医療関係者、また国は良くなっていかないだろう。──千葉市、TY氏


53.千葉市市議会での質疑には、驚きを通り越して怒りを覚えました。千葉市だけではなくここ岩手でもいい加減なやり取りをしているのかと心配になりました。市議会が正常に運営されていれば問題は解決の方向にすすんだと思います。

 著者の「僕だったらこう話す」の解説には100%賛同いたします。

 医療過誤がなくならないのは、行政や立法が闇を表に出すのではなく、医療界と結託し、闇を闇から闇へと隠そうとするからと強く思いました。このようなことでいいのでしょうか。──岩手、T氏


54.「医療の三悪」読まさせていただきました。本当にここまで不退転の決意で取り組んでこられたものと、ただただ頭の下がる思いです。正当な要望に対しての市の態度はあまりにも卑劣としか言いようがないように思いました。許すべからずものを強く感じます。
 市の取り組むべきこと、その理由、根拠、市長や市議会議員のあるべき姿が本書の随所に書かれていますが、著者の述べている通りで、諸手を挙げて賛成します。がんばって下さい。──東京、世田谷、K氏


55.著者の医療過誤撲滅に対する強い思い。多大なる労力と費用をかけての行動に感服します。それに対して千葉市市議会請願での質疑、全ての業界が法令遵守を叫びながら不正を行っています。三悪は医療界だけではないのです。久間教授の人間としての倫理「隠す、騙す、殺す」が守られていれば、三悪はなくなります。──宮城、I氏


56.この春、沖縄の図書館にも『医療の三悪』の本が置かれ、閲覧できるようになりました。この本の評価が全国的に高まっているのではないでしょうか。これで医療過誤がなくなってくれると嬉しいのですが。──前述、沖縄 Y氏


57行政は、奥田さんが望んでいる医療事故の調査特別委員会の設置や医師の虚偽診断等の原因究明、再発防止策の構築等を市長も市議会議員も絶対にやりません。

 そんなことをしたら票が入らなくなります。選挙に落ちます。選挙になると医師会から「○○に入れてくれ、○○を頼む」と電話がかかってきます。――千葉県医師


58北海道の○○病院に医師法違反で訴状を提出することにいたしました。ここまで何とか過ごしてこられたこと、進んでこられたことは私一人の力では不可能でした。
 奥田さんの多大な精神的力添えを頂いて感謝いたします。
 奥田さんがまとめてわかりやすく「核」を書いてFAXで送ってくれたものを私の字でかきなおし弁護士に見てもらいました。〜本当にありがとうございました。――北海道、医療過誤の被害者Z氏

※ 被害者の皆様方、あきらめずに声を上げて下さい。あなたの声が医療過誤をなくしていきます。
※ Zさん、がんばって下さい。医療過誤の被害者だけでなく“みんな”が応援しています。

注:Zさんのご主人は北海道の○○病院に入院していましたが、医師の診察が半月間もありませんでした。 危篤となった時でさえZさんが必死になって診察をお願いしても診察をせず、その2日後Zさんのご主人はお亡くなりになりました。悪辣な病院であり医師です。見殺しにされたのです。

● Zさんのご主人以外にもこの病院では似たような事例が沢山あるそうです。

◎ 医師法違反

 第19条(診療義務等):診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。
    ――Zさんのケースは重大な医師法違反です――


59人として絶対にやってはいけない事、それは「人の人生を狂わす行為」、そんな事をして、権力、財力を手に入れたとしても良い人生を送る事は不可能です。
 最後まで、責任を負えない者は、行き先を見失い彷徨する事でしょう。

 医師会、公務員、議員の方々、組織に所属している事が安心、安定と思っているのでしょうか。そこにいる事でリスクも当然あると思うが、集団に守られていると、個としての能力も弱くなると思う。組織にとらわれない勇気と心を持ってほしい。――千葉市、F女史


 医療ばかりでなく、視点が変われば、見え方、感じ方は全く変わります。できるだけ歪みなく考えて判断するためには、方向の異なる視点が必要です。医療事故の被害者としての視線からの書籍ですが、爆発する怒りを抑えた書き方が、一層の凄みを与えていると思います。

 医療者としては突っ込み所もありますが、下手に医療者の監修など入れないストレートな記載が貴重だと思いました。

 いつも思うのですが、同僚の目を気にせず購入できるのが、電子書籍の良い所です。──(前著『医療過誤 遺族がしてきたこと」のアマゾンカスタマーレビューより)

 
     
   
2.読者の動き

 
   
 ある市で、民生委員の読者の方が「転ばぬ先の杖」と、自分の市の自治体検診等で医療過誤の被害者を出したくない。出さないためにはどうしたらいいのか。もし不幸にして医療過誤が起こったら市はどう対応してくれるのか、それで充分なのか、不備はないのか、市と医師会との契約内容はどうなっているのか等を調査、研究して市民に周知徹底させる、啓蒙活動をしています。

◎参考 その内容を紹介します。

 高齢化社会が益々すすんでくる日本、誰しもが医療のお世話にならなくてはなりません。そのような中で今や全国各地で医療事故が報道されています。医療関係者の起こす事故がない日は無い、といってもいいくらいです。

 あなたやあなたの家族、そしてあなたの親しい人達が、いつ医療過誤の被害者になるかもしれないのです。「自分だけは大丈夫」は通用しません。

 この本『医療の三悪』にかかれていることを参考にして「自分の身は自分で守る」意識を高くして診察を受けて下さい。

 被害を受けてからでは遅いのです。被害を受けたら医者も行政も立法も手のひらを返し、あなたの味方にはなってくれません。

※民生委員のTさん、ありがとうございます。あなたの動きが全国各地で起こってくると、医療過誤は大幅に減少していきます。地区の皆様を医療過誤から守るため是非続けて下さい。私にできることがあれば喜んで協力いたします。


 
 

図書『医療の三悪』に学ぶ


平成31年1月27日
○○地区民生委員

*「医療の三悪」とは「騙す・隠す・殺す」の三つの悪のことです。

[事例]
 奥田五郎氏の奥様は、千葉市の自治体検診で肺に異常が見つかっていながら、医者が口頭で虚偽(騙す・隠す)の説明、そして千葉市発行の受診記録票(公文書)の虚偽記載により、本人が知った時は既に手遅れで平成19年11月2日死亡(殺す)した。
(経緯)
@医師から「異常なし」「大丈夫です」と口頭で告げられた。(平成18年6月)
 *医師は肺の異常陰影に気付いていた。(医師からの手紙P378)
A暫くして右肩に違和感を覚え、近くの整形外科で診てもらうと、ガンの可能性が強いと言われた。
B国立機構千葉東病院で精密検査を受けた。肺がんVB末期との宣告を受けた。(平成18年11月)
C平成19年11月2日逝去。

[奥田五郎氏の活動]
 医療過誤による再発を防止して、同じような不幸が起きないよう関係各所へお願いした。
@千葉市への働きかけ *千葉市は事故原因の究明も再発防止の意思もなし。
A自費で『医療過誤』出版。
B大手新聞社からの取材、記事掲載。
CNHKTV、ラジオ、日本BS放送によるテレビ放映。
D厚生省交渉団での講演、他各所で講演、また医療過誤被害者の相談に対応。
E自費で『医療の三悪』出版、他。
 
[千葉市への訴えと反応]
T.奥田氏の訴え
@事故を公表して欲しい。公表することによって、原因究明、対策、医療体制の改善が図れ、人命を救うことに繋がる。
A老人保健事業契約書を遵守して欲しい。
 ・第20条(事故発生時の措置)
 串故が発生した時は、適切な措置を講ずるものとする。(P374)
 ・第21条(事故原因の調査)
 事故の原因は、事故調査特別委員会を設置して速やかに調査するものとする。(P374)
U.市長及び市議会議員の反応*第5章参照(P155)
 ・恫喝 ・うそ ・法令違反 ・論点をはぐらかせた回答 ・おざなりな質疑討論
 *11のポイント発言一覧表(P292)


皆様へお尋ねします。*どうぞ忌憚のないご意見をお聞かせください。

@この様な本(医療、行政。立法の「医療の三悪」)を出版するすること自体がおかしいのか。今まで多くの方が経験してきたことかと思いますが、誰も声を上げずに、「長いものには巻かれよ」「お上に逆らうな」で来ています。
 「へんに声を上げて引っ掻き回すな」の意識の方も多いのではないでしょうか。「迷惑する」「波風を立てるな」等々。多くの人の深層にある声が出てくると価値があります。

A(市議の方へ)
 千葉市長の対応はどう思われますか。あなたが市長であったら。市の医療体制は十分でしょうか。因みに「議員必携」(P158)を知っていますか。

B(民生委員の方へ)
 もし地域の住民が「医療過誤」「医療の三悪」で不幸に遭遇したら、あなたならどうされますか。
 
   
   
 

☆医療事故・医療過誤でお悩みの方、

ご事情をお知らせの上、ご連絡ください。

(chigensya★yahoo.co.jp/★=@、FAX:048-662-5459)

 著者から、本書を数量限定で、資料として提供いたします。

(ご提供できない場合もあります)。


 
知玄舎『医療の三悪』対応係