時霊からの警鐘.... ..[日本が不死鳥になるための最後の切り札] (コボリ出版刊)
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山田雅晴著 四六判上製本280頁 1998年5月3日初版発行 定価2,310円(税込/割引提供)
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日本は今従来のシステムが急速に崩壊しつつあります。本書では、大地の霊源から鳴り響く、時の神々が発する危機シグナルを読み解き、日本列島に秘匿された起死回生のカード、守護神社ネットワークの背景となる「神人和楽プロトタイプ」を公開。上製本。
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ISBN4-907638-03-5 C0014 \2200E
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はじめに
不死鳥は寿命がきた時、自ら火の中に飛び込み、その灰の中から新しく生まれ変わり、若々しい生命力あふれる鳥になるといいます。この火の鳥伝説はご存じの方も多いことでしょう。
日本は今、従来のシステムが急速に崩壊しつつあります。平成九年を一言であらわす言葉として、「倒」という漢字が選ばれました。四大証券の一つである山一証券の倒産をはじめ多くの大企業の倒産、神戸の少年Aにみられるような青少年の残虐な事件など、日本が何かおかしくなってきたということを多くの人が実感しているのではないでしょうか。
まさしく旧いものが音をたてて崩壊してきている、そして今まで蓄積してきた矛盾や人々の不安などのマイナスエネルギーが吹き出してきている、それが今、私たちが生きているこの時代なのです。
旧いものが倒れるのであれば、新しいものを生み出す必要があります。
二〇〇〇年を間近に迎え、ちょうど火の鳥のように日本の寿命が尽きてきており、古い衣を脱いで、新しく生まれ変わる時に来ています。
そのための方策が政治・経済など各方面から提示されていますが、なかなか決定打になるまでには至っていません。本書は、新しく生まれ変わるための“切り札”を古神道の秘儀から提示するものです。
実は古神道の立場で見ますと、日本には再生の切り札となるのに眠ったままのカードがいくつもあります。それらは、他の国が使いたくても持っていないカードです。
世界中の精神指導者の中には、日本の隠れた霊性に期待している人が多いのです。しかし、日本人自身がそれに気づいていません。
古神道には、時霊という概念があります。時霊は“時節・時流を司る神”であり、二十世紀末という今の時代は、大きな転換期として、シナリオの進行役である時霊の大いなる発動が起きています。そもそも日本語には「時」に関するユニークな言葉が多いのです。「時の人」とは勢いがあったり、話題になっている人をいい、「時の氏神」とはちょうどいいタイミングの時に仲裁、または助けてくれる人のことをいいます。
日本は混迷する世界の「時の氏神」になれる潜在的な力をもっています。日本が再生し、本来の潜在力を発揮することが、混迷する世界に対しても大きく貢献できるのです。自分のためにも、日本のためにも、そして地球の再生のためにも必要なのです。
転換期にはさまざまな神霊が活躍します。時霊の下に、時神・時姫ともいうべき神々が活躍します。
私には近年、多くの神々からさまざまなシグナルがきています。地球神クニトコタチノ大神、天津神であり国津神でもあるスサノオノ命、神界の調停者・白山ククリヒメノ命、最もポピュラーでありながら謎の神である八幡大神、月読大神、エビス・ダイコクノ神、道開きの神であるサルタヒコノ大神、富士山の神・コノハナサクヤヒメノ命、地震を鎮めるタケミカヅチノ大神、元伊勢ネットワークを構築したヤマトヒメノ命などです。それらの神霊の働きとそこから見えてくるシナリオをあきらかにします。
シナリオがわかれば、それに対する対応もできます。心理学の大家にして精神医であるユングは、プロトタイプ(元型)という存在を提起しました。私はいままでの犠牲がともなうプロトタイプではなく、ふつうの人が無理なくできて、自己実現、開運、地球の浄化、神のご開運が同時にできる新しい時代のプロトタイプを長年、研究・実践して、ようやくそのベースになるタイプを開発しました。
本書では古神道の秘儀からみた時霊のシナリオはどのようになっているのか、そして日本と地球はどうすれば明るい未来になるのかを語っていきます。
ご一読いただければ幸いです。
●著者プロフィール
山田雅晴(やまだ・まさはる)
神道・神業研究家(神道教師の資格をもつ)、霊性人間学研究家。広島大学教育学部卒。現在、ライフクリエート研究所代表として、開運カウンセリング、天命実現個人セッション、プロの運命カウンセラー養成、霊性人間学講座、古神道講座を行っている。また、産土(うぶすな)神社研究会代表として、鎮守の森の植樹運動、神社の由来書作りを通して、日本古来の産土信仰のヨミガエリ、神社ネットワーク作りに努めている。
著書に、『光の東京大結界』(コボリ出版)、『神々の聖地』『超カンタン神社ヒーリング』『超日本人の時代』『大中臣神道の秘儀と神言』『太陽の神人 黒住宗忠』『超カンタン神仏開運ヒーリング』(以上たま出版)、『古神道のヨミガエリ』(徳間書店)、『鎮守の森ルネサンス』(ジュピター出版)、『古神道の行法と科学』(BABジャパン)ほか多数。
●目次
- はじめに…………………………………………………………………………………
- 序 章 時霊の秘儀「不二と鳴門の仕組み」の謎
- 新しい地球時代を生み出すための陣痛が始まった……………………………
- 阪神大震災は大地の岩戸が開いた型示しか?………………………………………
- 富士山は地球神・国常立大神の聖地…………………………………………………
- チェルノブイリ原発事故が雲仙・普賢岳の噴火をもたらした?…………………
- 世界的に頻発する異常気象は地球の自浄作用………………………………………
- 西洋占星術は、阪神大震災の原因をあきらかにしている…………………………
- 一九九九年の七月と八月の二回「グランドクロス」が起こる……………………
- 大峰老仙の霊示「二〇一〇年、地球に自浄作用が起こる」………………………
- 伯家神道の口伝「二〇一二年、日本大混迷説」……………………………………
- 現在は大自然の「厳然たる調整機能」の発動直前にある…………………………
- 第一章 幕末からの神道ムーブメントは十二支のとおりに進む
- 「子の年・子の月・子の日」生まれの黒住宗忠に始まる十二支の仕組み………
- 西の黒住、東の井上のペア神業−−−太陽神・天照大御神のヨミガエリ………
- 中山ミキと川手文治郎−−−大地の神の復活………………………………………
- 出口ナオと出口王仁三郎−−−変性男子と変性女子………………………………
- 神格が変容していくウシトラの金神…………………………………………………
- 本田親徳と大石凝真素美−−−「神道霊学」の勃興………………………………
- 「アカシア年代記」と『霊界物語』のシンクロニシティー………………………
- 宮地水位と浅野和三郎−−−神霊界の探究…………………………………………
- 二次にわたる大本教事件で、日本はマイナスのカルマをつくった………………
- 阪神大震災と関東大震災はパラレルになっている…………………………………
- 二〇〇二年ワールドカップ日韓共催の霊的な意味…………………………………
- 第二章 転換期に活躍する太古の神々
- 「変数」の神・白山ククリヒメが神界の調和をもたらす活動を開始した………
- バプテスマ(洗礼)の神ククリヒメがイザナギノ命にミソギを勧めた…………
- 祓戸の大神は大自然の自浄作用をつかさどる………………………………………
- 朝鮮半島の白頭山・隠岐島の白兎神・白山のククリヒメは
- バプテスマ・ネットワークがある…
- 三貴神の中で、神話にほとんど登場しない月読大神………………………………
- 年々、強まる「日・月・星」の天体神の浄化エネルギー…………………………
- 金星の飛来神スサノオノ命は大地の神になった?…………………………………
- スサノオノ命は天津神であり国津神の祖神で、天と地を自在にいく……………
- 天照大神とスサノオノ命が誓約(受霊)した時に生まれた宗像三女神…………
- 三重構造になっている神託の神「八幡大神」………………………………………
- ミロク菩薩となった八幡大神は皇室の危機に現れる………………………………
- 地震を抑える鹿島・香取の「要石」…………………………………………………
- 神社の多数の「隠れ神」を表舞台に出すことが
- 日本の霊的なパワーアップになる………
- 第三章 元伊勢クシロ(結界)とヤマトヒメ神業はよみがえる
- 伯家神道の「祝の神事」は天皇霊を降臨させる秘儀…………………………
- 霊力がだんだん落ちてきた日本………………………………………………………
- 崇神天皇の神道レボルーション………………………………………………………
- 檜原神社・丹波の元伊勢・御在所岳の超結界………………………………………
- 何重にもはられている元伊勢バリアー………………………………………………
- 伊勢神宮の警護神・サルタヒコノ大神は新しい道を開く神………………………
- 天皇家の霊力復活は、元伊勢の結界と伯家の二本立てが必要……………………
- 宮中八神殿の神々のヨミガエリ………………………………………………………
- 今の皇太子殿下の時代に新しい時代が始まる?……………………………………
- 皇居を軸とした守護神社ネットワークで、関東鎮護のクシロをはる……………
- 関東は皇居の中心軸に四重の守護神社ネットワークができている………………
- 第四章 出雲神業−−−産土の神の総まとめ役
- 平田篤胤が開示した幽冥(霊界)神道………………………………………………
- 千家尊福、明治の「祭神論争」に敗れる……………………………………………
- ふるさとの神産土の神は一生の守護神…………………………………………
- 産土の神によって九死に一生を得たNさん…………………………………………
- 神道ムーブメントは出雲の勢力圏が多い……………………………………………
- オオナムチは二度のバプテスマで「オオクニヌシ」に認定された………………
- 幽世の大神オオクニヌシは霊能の世界をつかさどる………………………………
- オオクニヌシは四重の神格構造になっている………………………………………
- コトシロヌシの燔祭によって怒りを静めた
- オオクニヌシ−エビス・ダイコクの仕組み…
- 第五章 ユダヤの秘教者たちが風土神を唯一神に変容させた
- 魚座の時代の神々のプロトタイプは「燔祭」が必要だった………………………
- 神話神の中にはトラウマ(心の傷)をもつ神もいる?………………………
- ユダヤの秘教者たちが自然神を全知全能の神に変えた……………………………
- 民族神・宗教神が肥大し、風土神が弱っている……………………………………
- 日本は風土神の形態を色濃く残している……………………………………………
- 神社のヨミガエリは地力アップの切り札……………………………………………
- 地球の風土魂の霊的ネットワークバリアーをはれ…………………………………
- 「天照大神の三大神勅」は人類の明るい未来を告げる……………………………
- 第六章 新たな時代を開く元型「神人和楽プロトタイプ」
- 「神人和楽プロトタイプ」は自己実現、
- 地球の浄化、神のご開運が同時にできる…
- 自分の「光の思念魄」を神仏の浄化エネルギーの受け皿にする…………………
- 光の思念魄は念力(自力)による思念魄+祈り(他力)による神仏の光で作る…
- 神が最も喜ぶ祈り方「神のご開運を祈る」…………………………………………
- 神のご開運を祈ることは、人間と神との歩み寄り…………………………………
- 地球神道は「神社神道・古神道・エコロジー神道」のトライアングルになる…
- あなたを守る神々のクシロ「守護神社ネットワーク」……………………………
- 霊的防災のために、急がれる全国の守護神社ネットワーク…………………
- 「十三の月の暦」と気学の暦の使い分けで、人類の意識が変わってくる………
- 天体神・神話神・人間によるトリプル神業へ………………………………………
- 第七章 ノストラダムスを超えて……
- 紀元前五〜七世紀に「人類の軌道修正者(ボサツ)たち」が世界中に輩出した…
- 世界の「半神半人」たちが人知れず、破局をくいとめてきた……………………
- 二十世紀は「革命と戦争と環境破壊の世紀」だった………………………………
- 善悪二元論の世界から、どうすれば人類が脱却できるか…………………………
- ノストラダムスやユダヤの終末的世界観を超えて、ムスビの世界観へ…………
- 目覚めた人たちでグローバルネットワークを組もう………………………………
- おわりに…………………………………………………………………………………
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