癒やしの真実  (2022年12月新刊)

   ――カイロプラクティック~仙骨療法~波動療法~治療探究の記録[改訂改題版]

   荒尾 和秀 著
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ■書店販売書籍: \1700 (税込)/(四六判256頁 ISBN978-4-434-31429-2)
s   2022年12月18日初版発行 →アマゾンでの購入はこち

  ■POD書籍: なし

  ■電子書籍: \1,300 (税込)
   2022年12月18日初版発行 →アマゾンでの購入はこちら

  ※ご購入は全国書店、TOPページの販売店でお求めください。
   価格は当社の販売希望価格です。
   各書店のキャンペーン等で販売価格が変更(読み放題、割引等)になることがあります。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ◎本書について
  40年の治療経験で得た癒やしの真実、原因療法、その治療の秘訣を明かした書。


 カイロプラクティックから始めてから40年。仙骨療法、波動療法、そして病と痛みの根源を見据える原因療法、その誠の治療探究一路の末に導かれた癒やしの真実、その経験と知り得た真理と治療の秘訣を明かした書。著者は語る。「医療で病気を治せないのは当然だった。人間の体のメカニズムを発動するには治療の原則があった。真実の癒やしは、治療原則に則った療法によってこそ、身体は生体エネルギーを高めて健康体へと変貌を遂げる」と。世の中には様々な療法があり、身体へのアプローチの仕方によって効果は大きく異なる。人はどのような療法を選択すべきか。生命力の発動が症状を消し、最高の自分を実現する治療法がある。その真実を、自らの治療体験を通じて書き下ろした書である。なお本書は、元本(2018年12月28日初版『量子波動療法』新日本文芸協会文芸アカデミー刊、ISBN 978-4909399120)を大幅に改訂した、改訂改題版。

単価 : ¥1,545 (本体価格)★消費税10%定価1,700円
数量 :   (クレジット・郵便振替・代引がご利用になれます)

◇著者プロフィール
荒尾 和秀(あらお かずひで):昭和33年(1958)和歌山県生れ。ヒーラー、鍼灸師。近畿大学卒業。東京衛生学園卒業。元YMCA健康福祉専門学校講師。カイロプラクティック研究所勤務、米国ピアースクリニック研修を経て、26歳で品川区に於いて仙骨療法 で開業。その後、神田、銀座に移転。イネイト療法に転向し、新大阪むつう整体院を継承。梅田に移転。2018年より、True Healing 真癒としてヒーリングと哲学の探求を行なっている。ヒーラー 養成講座、ハピネス講座、瞑想講座など開催中。【真癒】大阪市北区芝田1-10-10 芝田グランドビル1104 https://shinyu.me/ TEL:06-6374-5545


●目次

 はじめに
序 章 むち打ち症の経験から治療家の道へ
◎交通事故――首の痛み、治療への探究のはじまり
◎現代の「薬づけ医療」がもたらすもの
◎カイロプラクティックの治療経験で感じたこと
第一章 カイロプラクティックまでのアメリカ留学と鍼灸
◎武道家と治療家への道
◎1895年生まれのアメリカの治療家
◎アメリカで学んだ1年間の成果
◎鍼灸マッサージの専門学校で感じたこと
◎念願のカイロプラクティック研修生に
◎一つではなかったカイロプラクティック
◎脊髄神経と神経電流の影響
◎「対症療法」と「原因療法」の違い
◎まるで別物だったカイロプラクティック
◎「カイロ病」「ポキポキ中毒」とは?
◎内臓と深い関係にある背骨の重要性を知る
◎治療資格にかかわる法規の関門
◎カイロ講習会(熊野神社)で知ったレントゲン写真で行う矯正法
◎森本先生のカイロテクニック、頸椎5番と骨盤を学ぶ
◎骨の歪みの矯正の難しさ
第二章 カイロプラクティック――二つの系統
◎「ナショナル系」と「パーマー系」とは?
◎ナショナル系は背骨、パーマー系は頸椎と骨盤に特化
◎効果の高いパーマー系の難しいところ
◎鍼灸治療の系統と特徴
◎磁石を使い、仙骨を矯正する、新しい療法
◎ピアース・テクニックでつながったU先生との出会い
◎日本のリフレクソロジーの先駆けの知人との情報交換
◎仙骨治療テクニックとの出会い
◎Dr・ピアースさえ一目置くU先生からのすすめ
◎クリニック研修で、ピアース・テクニックを学ぶ
◎頸椎上部の「ホール・イン・ワン・テクニック」
◎「ストレート・カイロプラクティック」とは?
◎カイロ普及のための情熱と想いに感動
◎シアトル――黄昏時に出会った初老の女性
第三章 仙骨療法――その革命的治療効果と問題
◎仙骨療法の検査法と治療法
◎仙骨療法の特訓指導を引き受けてくれた先生
◎東京で初の仙骨治療室――東京・品川:26歳での船出
◎仙骨療法の好転反応に驚かされる
◎霊障・憑依現象も治療するU先生の不思議さ
◎瞑想と生命波――仙骨療法時代の思い出
◎驚きの「代理検査」「代理治療」とは?
◎運営方針の変化と仙骨療法の広がり
◎独立・開業から5年、東京・神田に移転
◎続々と出てきた仙骨療法の研修と治療の成果
◎毎日100名以上を2時間で――圧倒的治療成果で大盛況の本部
◎本部を支える活動で疲れ、パニック障害の兆し
◎熊野本宮大社詣で起きた意識の転換
◎仙骨療法からの離脱、東京・銀座に移転
◎さらなる効果的治療を模索しながら
第四章 上部頸椎に秘められた力を顕現――波動療法
◎よりよいものを求める性分
◎真剣さと、堂々たるゆとり
◎治療の基本は「頚椎1番・2番」
◎コンマ1ミリの調整、そして「アディオ」とは
◎好転反応――イネイト・エネルギーと仙骨エネルギーのせめぎ合い
◎真言密教のお加持――遠隔療法と感応道交の驚異
◎仙骨治療から上部頸椎の治療に変更
◎ADIO(アディオ)――波動治療のための道具
◎東京・銀座から、いよいよ大阪へ
◎仙骨療法から波動療法に変えたときの印象深い思い出
第五章 病気と治療の源泉追究――原因療法 
◎原因と結果――原因療法・原因診断
◎『奇跡のリンゴ』から学ぶ自然農法の考え方
◎うなずくべき井深大さんの現代医学についての見解
◎ストレスがあると癌に勝てる?
◎最も効果的な健康法は「悪いことをやめること」
◎大きな意味がある身体の凹み――靴のインナー、枕、寝具の問題
◎甘い物が身体を壊す?――食べ物の特性を知る
◎大阪ではじめた原因療法――波動健康法
◎瞑想をして身体を壊す――波動療法時代の思い出
◎コーヒーフレッシュで肩こりがする?
◎気持ちと眠りでわかる健康レベルの判別方法
◎厚生労働省の存在意義とは何か?
◎梅田と京都、行ったり来たりの日々で感じたこと
◎5年で300名の塾生を輩出したスクール
◎生まれ故郷・熊野に分院を開設
◎自分自身のあり方、すごし方を見つめ直す
第六章 生命エネルギーを湧出させる「真癒」のはじまり
◎「真癒」の1年のはじまり
◎「量子波動療法」という名称に込めた想い
◎骨折が治っていた80歳女性
◎尻もちをついて座れなくなった70歳女性
◎背骨がよじれた94歳女性
◎現代医療とエネルギー療法の共生を願う
◎遠隔ヒーリングの難しさ――母を癒やしに200キロ
◎遠隔ヒーリングの事例――山口文雄さん
◎マクロビランチで集団瞬間ヒーリングをやってみた
◎幸福とは蝶のようなもの
◎「真我に近い」とはどういうことか
◎真癒ヒーリングの理論
◎ヒーリングの上手な受け方
◎症状が現れたということの意味
◎治療家として仰ぐ師
◎マクドナルド・ベインからの学び
◎生体エネルギー磁場領域からの治療アプローチ
◎ハリー・エドワーズからの学び
◎誰もができ、自他ともに健康に幸福になれる――真癒ヒーラー養成講座
 おわりに
 改訂改題版に寄せて――遠隔ヒーリングの進化


   
 はじめに
 
 私は、長年、カイロプラクティックを基本としてきた治療家です。
 気がつけば40年の月日が流れました。その年月のうちのほとんどは、悩みの中にあったと言っても過言ではありません。その中で、自信を持って治療ができていたのは10年ほどかと思います。しかしそれさえも、今思い返せば、若気の至りに近いような日々だったように思います。
 しかしここ数年、やっと確固たる自信を持ち、安心感を持って、治療に当たることができるようになりました。もちろん、まだまだ、レベルアップをしていかねばならないのですが、日々の治療効果は、まずまず私自身は満足のできるレベルにたどり着きました。そこで本書によって、今までの知り得たことを、皆さまにお伝えさせていただきます。
 「カイロプラクティック」のことを、まだご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。知っている方にとっては、ボキボキと背骨を矯正するイメージでしょう。あるいは、特殊なベッドに寝て、「ガシャン!」と瞬間的な矯正をする、という印象をお持ちかもしれません。
 しかし今、私が行なっている治療は、患者さんの身体に触れることはほとんどありません。揉んだり、叩いたり、さすったりもしません。言うなれば、カイロプラクティックという範疇に入らない状態になっています。
 基本的に、カイロプラクティックの原理は頸椎から仙骨にいたる脊柱の調整なのですが、そのやり方、テクニックにはさまざまな種類があり、治療家によって採用しているテクニックが異なるものなのです(本書でも詳細に説明します)。
 当然のことながら、同じ「カイロプラクティック」といっても、テクニックが異なれば治療効果にも大きな差が生まれます。
 私は治療家として、これまで延べ25万人近くのクライアントの治療をしてきました。その流れの中で、仙骨療法、波動療法、そして真癒と、治療のステージを変えてきました。治療を行なううえで求め続けたのは、本当によい結果が出る治療です。そして、当たり前のことですが、安全であることです。
 そして今、ついにたどり着いたのが「真癒ヒーリング」です。原理はカイロプラクティックからの発展形ですが、治療についての考え方やアプローチは、生体エネルギー磁場によります。
 その拠り所は、真言密教の大僧正で、加持を再興された織田隆弘和尚の教え、そして、英国人ヒーラー、マクドナルド・ベイン師の教えです。
 原因療法を求めて、私が踏み込んだ真癒の領域は、まだはじまったばかりです。治療家としての経験的人生を語るには、まだまだ早すぎることは承知しています。これからも学ばなければならないことが多いからです。
 ですから、求める療法の追求は、ここが終着点ではありません。偉大なる先達を仰ぎつつ、治療家として引き続き研鑽していかねばなりません。しかしこのたび、日頃お世話になり、尊敬する方から「あなたのこれまでの経験をまとめて、出版をするのがいいのではないか」とのお言葉をいただきました。
 時を同じくして、私としてもようやく自分の治療家としてのステージに一つの大きな区切りがついたこともあり、道の途上の記録として、本書をしたためた次第です。本書に書かせていただいたものは私の経験ですが、私なりに真剣に進んできた中で、「なるほど、人間の身体とはこういうものなのか」「治療の原則とはこういうものであった」と気づき、納得できたことが数多くあります。それらを皆さまにお伝えし、多くの方の参考にしていただくことができれば、何よりも幸いです。
 
   荒尾 和秀   


TOPページ