真癒トゥルー・ヒーリング (2021年4月新刊)
――キリストの癒やしに迫る[原因療法]伸展の歩み
荒尾 和秀 著
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■書店販売書籍: \1,545 (消費税別)/(A5判236頁 ISBN978-4-434-28756-5)
2021年4月2日初版発行 →アマゾンでの購入はこちら
■POD書籍: なし
■電子書籍: \1,200 (消費税別)
2021年4月2日初版発行 →アマゾンでの購入はこちら
※ご購入は全国書店、TOPページの販売店でお求めください。
価格は当社の販売希望価格です。
各書店のキャンペーン等で販売価格が変更(読み放題、割引等)になることがあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎本書について
伝説的ヒーリング技法を基に優れたヒーラーを目指し「原因療法]を究めようとする治療家の書。
・ | B・J・パーマー、マクドナルド・ベインなどの伝説的ヒーリング技法を基にさらに優れたヒーラーを目指し「原因療法]を究めようとする治療家としての著者の意欲作。人はなぜ、病気や痛みで苦しむのか? それを治療するとはどういうことか? 長年にわたりさまざま状況で対応してきた豊富な治療経験から、医療による対症療法ではなく、身体の深部にある病因を見極めて行う[原因療法]を追究していた著者が、イエス・キリストの事績の一つとして伝えられる癒やしを目指し、行ってきた効果的なヒーリングの技術や考え方を子細に書き下した書。その背景には、カイロプラクティック発展者と言われるB・J・パーマーの臨床、洞察、理論を礎としての論考が基底にあり、伝説のヒーラーであるマクドナルド・ベイン著『ディヴァイン・ヒーリング』を座右の書として研鑚してきた原因療法の実証がある。こうした真実の癒やしの追究から、その治療を「真癒」(トゥルー・ヒーリング)と名づけ、より効果的な治療ができるよう、正しい身体の理解を解説するなど、現在までの著者の治療家としての理解を明示。真なる治療を欣求する治療家や根本的な治療を願う人々のために書かれた、キリストの奇跡的癒やしに迫ろうとする意欲作。 |
◇著者プロフィール
荒尾 和秀(あらお かずひで):昭和33年(1958)和歌山県生れ。ヒーラー、鍼灸師。近畿大学卒業。東京衛生学園卒業。元YMCA健康福祉専門学校講師。カイロプラクティック研究所勤務、米国ピアースクリニック研修を経て、26歳で品川区に於いて仙骨療法で開業。その後、神田、銀座に移転。イネイト療法に転向し、新大阪むつう整体院を継承。梅田に移転。2018年より、True Healing 真癒としてヒーリングと哲学の探求を行なっている。ヒーラー 養成講座、ハピネス講座、瞑想講座など開催中。【真癒】大阪市北区芝田1-10-10 芝田グランドビル1104 https://shinyu.me/ TEL:06-6374-5545
●目次
はじめに
第一章 ヒーリング――ディヴァインと真癒
◎ヒーリングの真実とは
◎真癒かディヴァイン(Divine)か?
◎ディヴァイン・ヒーリングからトゥルー・ヒーリングへ転換
◎神の癒やしとはいかなるものか
◎聖書に記されているキリストの癒やしと私の霊体験
◎イエスは、死者を生き返らせたというが……
◎イエスと同様に病気治しをした弘法大師・空海の伝承
◎遠隔加持――東京四谷、真成院の和尚
◎キリストの行ったといわれる奇跡
第二章 真癒ヒーリングとは何か
◎真癒ヒーリングの特徴
◎真癒ヒーリングとしてスタートして
◎どのような治療を選択するべきだろうか
◎師の薫陶を受けて
◎無償で研修を受けてくださった師
◎尊敬する個性ある治療家、三人の師
第三章 真癒ヒーリングになってからの変化
◎衣類とストレスとヒーリング
◎外反母趾は靴の形のため
◎姿勢の観察から筋力検査への移行
◎天下の難事は必ず易きよりおこる
◎宇宙飛行士の姿勢、ゼログラビティ検査法
◎歩き方を後ろから眺めてみると、左右の足の動きが違う
◎骨盤の歪みを確認する簡単な方法
◎脊柱の捻れを確認できる、スパイラル・リーディングの発見
◎スパイラル・リーディングのさらなる3から4への進化
◎足の位置と捻れの関係が逆の場合がある
◎頭の位置にも歪みは現れる
◎背骨の捻れで、日常の幸福度まで変わってくる
◎脊柱と脊髄神経の関係
◎身体の理解、歪みはバランスをとるため――という考え方
◎病気や不調になるには必ず原因がある
◎肉体的な問題か、生命力の問題なのかを分類する
◎肉体的問題か、エネルギー的問題か、複合の問題なのか
◎気と生体エネルギーの違い
◎気と生体エネルギーの違いとは
◎手術の力強い応援団となる
◎手術とヒーリングの関係
第四章 脳幹を起点に全身に流れる生体エネルギー
◎人体の根本的なメカニズム
◎生体エネルギーが流れ始めると機能が回復する
◎脳幹は頸椎1番2番の歪みによって機能が低下する
◎想いの波動によって脳幹を活性化させる
◎真癒ヒーラー養成講座を開設
◎癒やしの根幹となる真癒哲学とは
◎心が静まれば身体の歪みが消える――私の歩んだ治療家の道
◎十八名の真癒ヒーラーが誕生した
◎真癒ヒーラーの三つのレベル
◎真癒ヒーラーになると健康になる
◎真癒ヒーラーになると心まで平安になることがわかった
第五章 真癒ヒーリングの探究
◎遠隔ヒーリングを信じるか信じないか
◎「気のせい」と答える方の心情
◎小さな変化が奇跡を当たり前のものにする
◎真癒ヒーリングとは、技術や方法ではなく、在り方である
◎真癒ヒーリングには汎用性がある
◎場:フィールドの力
◎量子波動療法の言われ
◎二百名の瞬間ヒーリングで部屋が暑く
◎会場の中央に泡があつまる百二十名のヒーリング
◎ヒーリングとは、人の力ではないのかもしれない
◎春先からの体調不良の原因は
◎ヒーリングをしても「受けなくなる」方法
◎自分自身の生活習慣の気づきが必要
◎生活改善で三つの症状が消えた
◎あなたが健康でいるだけで社会貢献となる
◎悪因悪果、善因善果の法則を活用すればよい
◎甘いものの悪影響は計り知れない
◎毎日の関節を動かす運動が大切
◎老化はどこから始まるか?
◎栄養食品と健康
◎食生活と、病気の関係
◎心臓病とマーガリン
◎ストレッチというよりも関節を動かす体操が必要!
◎人間の骨は、赤ちゃんで約三百個、成人で約二百個
第六章 病の症状とは何か
◎真癒に垣根なし
◎真癒は仁術なり?
◎風船がポコンと出っ張ったとしたら
◎症状の理解
◎身体の誤作動
◎「症状を追ってはいけない」という言葉
◎真癒ヒーリングを受けても効果が……
◎症状別の理解
◎症状と臨床例
第七章 真癒ヒーラー講座のすすめ
◎真癒ヒーラー――手足の左右差が消えたら幸福度が上がった!
◎女性が美しくなる
◎ウィーンからの音楽家
◎茶室とは瞑想
◎茶室での出来事
◎ヒーラー講座の声
第八章 真癒から神癒への道
◎対症療法と原因療法の違いにこだわるのは
◎症状をとっていても健康にはなれない!
◎最も素晴らしく、そして、理にかなった療法とは
◎エネルギー療法こそが、人類の真の癒やしである――と思う今日この頃
◎ゆりかごから墓場まで
◎ヒーリングの深さ
◎真癒は、神癒へと発展する道
おわりに
はじめに
長年、治療を行ってきて色々な場面に遭遇し、経験し、理解してきました。
世の中には多くの書籍がありますが、私が感じているところでは、健康関連の書籍は比較的過剰な内容であったり、信憑性の薄いものであったり、無責任な提案のものが多くあるようです。
例えば、書籍の著者が実際に体験したことであっても、自分一人だけのわずかな経験の中で分かったことは、確認作業が不十分であったりエビデンスが限定的です。そのような健康情報には客観性が乏しく間違いもたくさんあります。
そこで私は、間違いないと信念を持って思えることを充分に確認し、この本に認めました。
カイロプラクティック発展者と言われるB・J・パーマー先生のように数多くの臨床と深い洞察をされて確立した理論を礎としての論考が本当に必要なのです。
私がこの本に書いた内容につきましては、その点、優れた先達の臨床事例にも基づいて、充分な検証をしてきたものです。きっと読んで頂ければその確実性の高い内容であることは、多くの方に理解していただけるものと思います。
ただし、まだ一つ、分からないことがあります。それは、私が原因療法にこだわっているために、対症療法をマイナスに考えていることです。対症療法よりも原因療法が有効であることは間違いないのですが、より早い治療結果を得るために、ある程度は対症療法を利用するべきかどうか、考えています。それが私にとっての今後の課題であると感じております。
さて、本文に入る前に、前もってお断わりさせて頂きたいことがあります。書名にキリストの名が出ていることで、宗教的な誤解をして頂きたくないということです。本書の書名として最初は、『真癒 True Healing イエスの癒やに迫る・原因療法伸展の歩み』と、知玄舎の小堀社長よりご提案をいただきました。私はその書名に驚いたほどですが、私の想いに合致するものですので、有り難く採用させていただくことにしました。ただ、人名「イエス」に敬称をつけず表示すると失礼になると思い、「ブッダ」とともに心から深く敬愛している聖名「キリスト」に変えてもらい、本書の書名としました。
本書は、イエス・キリストの行った奇跡の一部を紹介させていただいておりますが、私はクリスチャンではありません。私の実家は、仏教で臨済宗でした。そして郷里は熊野であるだけに熊野三山の大社は身近な存在であり、神道への信仰も比較的深いものがあります。そういえば、幼稚園はキリスト教系でした。有り難いことに、うまい具合に仏教、神道、キリスト教と、一通りの縁を頂いています。つまり私は、宗教的にはニュートラルな立ち位置にあります。ただ、聖書における癒やしの事蹟においてイエス・キリストを偉大であると感じているので、本書で紹介をさせていただきました。
キリストの事績は信じられないほどの内容です。私は、まずは信じて自分自身の目標にしています。人間として無限の可能性を信じることは素晴らしいことだと思っています。そうすることで、夢を持って生きています。
私は癒やしを行うものとして、クライアントのために、イエス・キリストに一歩でも近づいたヒーラーになりたいと願っています。何しろ私は癒やしが仕事です。ご縁ある方の期待にしっかりとお応えしたいです。
そのために、尊敬するヒーラーである、マクドナルド・ベイン師の著書『ディヴァイン・ヒーリング』を座右の書とし、その教えを参考にして、日々理解を深めております。
これからも、真癒ヒーリングは、研究を深め、より効果的で、正しい身体の理解をご提供できるものにしたいという願いを持っております。まだ、完成したものではありませんが、ここに、今現在までの私の治療家としての理解を、皆様にお届けいたします。本書の内容が、少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
令和3年1月
荒尾 和秀