●物語る! 21世紀黙示録──《日常のなかの非日常》を旅する 第Ⅱ巻
(2019年12月新刊)
永淵 閑 Kan S. Nagafuchi 著
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■電子書籍: \1,300 (消費税別)
2019年12月27日初版発行 →アマゾンでの購入はこちら
■POD書籍: \1500 (消費税別)/(A5判210頁 ISBN978-4-910056-09-8)
2019年12月25日初版発行 →アマゾンでの購入はこちら
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◎本書について
夜明けの夢の記録、新バージョン第2弾、オテントサマの神話「夢記」シリーズ。
・ | オテントサマの神話、夜明けの夢の記録の新バージョン第2弾。著者の言葉によると、眼前30センチの現象世界でなく、鏡の裏から観た真実のセカイが夜明けの夢に湧いてきていると……。丁寧に本書を読んでいくと、死滅する民、復活する民、その分別の条件が見えてきます。本書は、日本人が滅びの流れから脱し復活・再生するための「21世紀の黙示録」の続巻。別な言葉で言えば「預言・啓示」といえる深い意味を包含。2019年に著者が夜明けに観た夢の選抜集成版。オテントサマの神話「夢記」シリーズ。 (編集人より) 著者の夜明けの夢の記録、新バージョン版第Ⅱ巻31‐60章です。著者によると眼前30センチの現象世界でなく、鏡の裏から観た真実の世界が夜明けの夢に湧いてきているようです。本書は人間を根源からみた小説仕立てのやさしい「哲学する」書といえるでしょう。「夢記」と「付記」を読んでいるうちに、著者の「哲学する」世界に導入されていきます。そして、読者の方々はご自分の考えをまとめ、それぞれの方が「哲学する」をはじめるでしょう。それが、目覚めた方々への「21世紀黙示録」の提示ではないでしょうか。「21世紀黙示録」とは、著者によると、「普遍的無意識からの善きコトバ・怖ろしきコトバ」、という新解釈です。それは、「日常のなかの非日常」と言えます。本書は2018年後半から2019年にみた著者の夢の記録からの選抜集成版です。ここに、本来のニホンジン(=サムライ日本人)が垣間みえます。 |
著者紹介
永淵 閑(ながふち かん)
オーストラリアのシドニー在住。東京生まれ、東京学芸大学卒業。主たる仕事はモノカキ。シドニーの大学でライティングを主にした日本語学科元教員。現在、IB授業をシドニーのハイスクールで受け持ち、さらに、IB生のための「IB External Online Class」と、ライティングを勉強したい方の「K式小論文ライティングクラス」を、スカイプを使ったオンラインで開設している。著書:『インドを這う』(立風書房)、『サハラを這う』(立風書房)、『イベリア夢街道』(山手書房新社)、『セミリタイアのすすめ』(文香社)、『「哲学する!」練習帳』(文香社)。以下、知玄舎より発行。『国際バカロレアと点才教育(改題・新訂版)』、『シドニー人間紀行――6人6話の光と影』、『タスマニア「般若心経」思索紀行』、『Zen悟り考 「シドニー無常風」、「インナー紀行」、「悟りと悟る」』、『オテントサマの神話』(シリーズ本)、『シドニー無分別庵便り』(シリーズ本)がある。専門は、鈴木大拙の禅哲学の「悟りとはなんぞや」を基盤に、そこから発展させたフィクション、ノンフィクションの執筆。
◎――――――目次
まえがき
第七編
三十一章 《夢記》銀色ネコとタマシイそのもの
三十二章 《夢記》仕付け糸童子
三十三章 《夢記》永福町散策
三十四章 《夢記》願わくは花のしたにて春死なん
三十五章 《夢記》ニホンジンの風景1:鴉
第八編
三十六巻 《夢記》音を観る「浅草の観音様」
三十七章 《夢記》宇宙空間の絶対孤独世界
三十八章 《夢記》アトランティス大陸の三割労働
三十九章 《夢記》日本語ライティング2
四十章 《夢記》ニホンジンの風景2:ヤクザの襲撃と枕元の日本刀
第九編
四十一章 《夢記》生きながら死人となりてなりはてて
四十二章 《夢記》ネコの国の『掟の門』
四十三章 《夢記》鏡のウラの眼
四十四章 《夢記》豪雨と方舟日本丸
四十五章 《夢記》ニホンジンの風景3:掌でムシを乾かす
第十編
四十六章 《夢記》井の中の白カエル、赤カエル、黒カエル、青カエル
四十七章 《夢記》エデンの園の外でリンゴを食べるHave An Another Bite
四十八章 《夢記》モモタロー猿
四十九章 《夢記》道端の徴税人
五十章 《夢記》ニホンジンの風景4
第十一編
五十一章 《夢記》招き猫コロンとネコの国のラグビー試合
五十二章 《夢記》脱皮できないヘビは滅びる
五十三章 《夢記》堀田善衛著『スペイン断章』:賢者の紀行文
五十四章 《夢記》真赤な夕陽が5つに割れておちていった
五十五章 《夢記》ニホンジンの風景5:槍指南役の次男坊として生まれる
第十二編
五十六章 《夢記》もう夢をみなくなった そうか! 死んでいたのだ
五十七章 《夢記》ネコの国の作家の処女作「吾輩はネコである」
五十八章 《夢記》マンホールの恐怖
五十九章 《夢記》オテントサマはいつも観ている
六十章 《夢記》ニホンジンの風景6:貧乏刀鍛冶
資料編
あとがき
謝辞
献辞