KIB文章文法:Ⅰ[第1-4巻合併版]  (2022年6月新刊) 

  永淵 閑 Kan S. Nagafuchi 著

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  ■POD書籍: \1,300 (消費税別)/(A5判180頁 ISBN978-4-4910056-45-6
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 ◎本書について
 国際バカロレアにおける日本語の文章作法を元に,作文・論文の書き方を教育の現場体験から解説した実用本。

 
「KIB文章文法」は、著者が豪州の大学や国際バカロレア(IB)の通学クラス・オンラインクラスで教えてきた日本語の文章執筆技法と文章哲学を元した、説得力のある文章の書き方を示した文章作法。国際バカロレア生、小中高大教員、帰国子女生・海外への留学生、IB教員、日本語教員、国語教員、小学校教員、さらに公務員、会社員、主婦の方々のために、作文・論文の具体的かつ論理的な文章の書き方を、豊富な例文を引いて解説。著者の『国際バカロレアと点才教育』、『IB国際バカロレア満点獲得教員の授業メモ』、『IB方式 国際バカロレア 作文・論文全書』につづく国際パカロレアシリーズとして上梓された、教育の現場体験を踏まえた文章の書き方実用本。

著者紹介
永淵閑 Kan S. Nagafuchi
1944年東京生まれ。東京学芸大学卒業。オーストラリア・シドニー在住の作家・教員。シドニーの大学でライティングを主にした日本語学科元教員。現在、IB授業をシドニーのハイスクールで受け持ち、さらに、IB生のための「IB External Online Class」と、ライティングを勉強したい方の「K式小論文ライティングクラス」を、スカイプを使ったオンラインで開設している。著書:『インドを這う』(立風書房)、『サハラを這う』(立風書房)、『イベリア夢街道』(山手書房新社)、『セミリタイアのすすめ』(文香社)、『「哲学する!」練習帳』(文香社)。以下、知玄舎より発行、『IB方式[国際バカロレア]作文・論文全書』、『国際バカロレアと点才教育(改題・新訂版)』、『シドニー人間紀行――6人6話の光と影』、『タスマニア「般若心経」思索紀行』、『Zen悟り考 「シドニー無常風」、「インナー紀行」、「悟りと悟る」』、『オテントサマの神話』(シリーズ本)、『シドニー無分別庵便り』(シリーズ本)がある。専門は、鈴木大拙の禅哲学の「悟りとはなんぞや」を基盤に、そこから発展させたフィクション、ノンフィクションの執筆等多数。
Email:nagafuchikan@gmail.com


◎――――――目次

第1巻
1章 現役国際バカロレア(IB)高校生の論評(コメンタリーcommentary)
第1回:芥川龍之介著『蜘蛛の糸』――Takuya Miyagawa
はじめに(第1巻)
【1】最初(1回目)の原稿 Takuya Miyagawa
【2】最終(7回目)の提出原稿
【3】初めてのコメンタリー執筆後の本人所感
2章 現役IB教員(=Kan)の添削と解説
【1】最初(1回目)の原稿への添削と解説
【2】最終(7回目)の原稿への添削と解説
【3】全体解説
【4】マトメ:対機説法から対機教育(点才教育)へ
3章 文章文法
第1回:ライティングの基礎知識1
【1】作文教育について
【2】作文と論文の違い
【3】伝統的論文書式とKan式論文書式
4章 文章分析
第1回:国文法と日本語文法とKan文章文法
【1】国文法
【2】日本語文法
【3】Kan文章文法
5章 責任編集・現役国語教員のページ――Seiji Osaki
第1回:現役国語教員による「コメンタリーのススメ」1
【1】作文教育のいま
【2】作文教育の実態
【3】作文教育の問題点
6章 文章哲学
あとがき(第1巻):国語教育から
第2巻
1章 現役国際バカロレア(IB)高校生の論評(コメンタリーcommentary)
第2回:E.ヘミングウェイ著『インディアンの村』――Takuya Miyagawa
はじめに(第2巻)
【1】最初(1回目)の原稿
【2】最終(8回目)の提出原稿
2章 現役IB教員の添削と解説
【1】最初(1回目)の原稿への添削と解説
【2】最終(8回目)の原稿への添削と解説
【3】全体解説
3章 文章文法
第2回:ライティングの基礎知識2
【1】原稿用紙 Manuscript Paper
【2】レポート・エッセイ・コメンタリー
4章 文章分析
第2回:文章分類と文章論参考図書
【1】文章分類
【2】文章論参考図書
5章:責任編集・現役国語教員のページ――Seiji Osaki
第2回:現役国語教員による「コメンタリーのススメ」2
【1】生徒作文の実際
【2】文章に必要な2つの力
【3】文章を深める3つの力
【4】「コメンタリー」のすすめ
【5】フォーマットで書くこと
6章:文章哲学
第2回:人間とは文字をつかう動物である。
【1】人間の定義
【2】Kanの人間の定義
あとがき(第2巻):文法つれずれ
第3巻
1章 現役国際バカロレア(IB)高校生の論評(コメンタリーcommentary)
第3回:遠藤周作著『深い河』――Mayu Hotta
はじめに(第3巻)
【1】最初(1回目)の原稿
【2】最終授業(8回目)の提出原稿
【3】執筆後の所感
2章 現役IB教員の添削と解説
【1】最初(1回目)の原稿への添削と解説
【2】最終(8回目)の原稿への添削と解説
【3】全体解説
3章 文章文法
第3回:論文の全体構成1
【1】概要 Abstract
【2】目次 Table of Contents
【3】序論 Introduction
【4】本論 Main Body 
4章 文章分析
第3回:小説の分析的読解
【1】主題について
【2】エッセイ=論文、について
【3】コメンタリー(論評)執筆の前提について
5章:責任編集・現役国語教員のページ――Seiji Osaki
第3回:現役国語教員による「コメンタリーのススメ」3
【1】単元名
【2】単元目標
【3】学習のプロセス(全6時間)
6章:文章哲学
第3回:コメンタリーは死体解剖の腑分け解説ではない
あとがき(第3巻):拡がっていくKIB文章文法
第4巻
1章 現役国際バカロレア(IB)高校生の論評(コメンタリーcommentary)
第4回:宮澤賢治著『銀河鉄道の夜』――Luna Nakahara
はじめに(第4巻)
【1】最初(1回目)の原稿
【2】最終授業(4回目)の提出原稿
2章 現役IB教員の添削と解説
【1】最終(4回目)の原稿への添削と解説
【2】全体解説――本人へのメール、一部紹介。
3章 文章文法
第4回:論文の全体構成2
【5】結論 Conclusion 
【6】註 Note
【7】参考図書・文献 Bibliography
【8】索引 Index
4章 文章分析
第4回:Kan式執筆プラニング
【1】パラグラフ構成とトピックセンテンス
【2】各パラグラフのキーワード
5章 責任編集・現役国語教員のページ――Seiji Osaki
第4回:現役国語教員による「コメンタリーのススメ」4
【1】学習のプロセス
6章 文章哲学
第4回:点才教育とは
【1】点才教育について
【2】読書人について
【3】個人的見解
【4】恥ずかしいことながら
7章 永淵閑、関連書籍、閑塾Kanjuku――以下、編集者解説
【1】永淵閑
【2】関連書籍
【3】閑塾Kanjuku
あとがき(第1-4巻合併版)


――編集者――
【読者対象】
国際バカロレア生
小中高大教員
帰国子女生・海外への留学生
IB教員・日本語教員・国語教員・小学校教員
さらに
公務員・会社員・主婦・すべての女性
本が好き・本を書きたい方々
そして
知を愛する方々へ
 
【関連図書】
1:『国際バカロレアと点才教育』
2:『IB国際バカロレア満点獲得教員の授業メモ』
3:『IB高校生が書いた本』安達成那著・永淵閑監修・解説
4:『宮澤賢治の〈哲学する童話〉を旅するーー作文・論文副読本1』
5:『E.ヘミングウェイの〈哀しき短篇〉を旅するーー作文・論文副読本2』
6:『F.カフカの〈隠された意志〉を旅するーー作文・論文副読本3』
7:『IB方式 国際バカロレア 作文・論文全書』
8:『月刊KIB文章文法 1-4巻』
*以上、永淵閑著。
 

「KIB文章文法」というのは、著者の永淵閑が豪州の大学や国際バカロレア(IB)の通学クラス・オンラインクラスで教えてきた日本語の文章執筆技法と文章哲学を元に、日本人ならどなたでも、ネコでさえ、理解できるカタチの文章文法をまとめあげてきたものです。作文・論文を苦労して書いている生徒・学生さん、作文・論文指導をしているすべての先生方を第一読者としています。ここにタイトル命名者、現役の高校国語教員のSeiji Osakiさんの原稿も加えて出版します。今回は、1―4巻の合併版の電子書籍と印刷本(POD、Paperback)です。机上に一冊、学校図書館に1冊、ぜひとも常備してください。そのために書かれた本です。出版社のお薦め本です。大、大、大推薦です。

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