感染・花粉の9割を防ぐ鼻口喉・3つの方法
――脱マスク大丈夫宣言[私はこうして克服した] (2023年3月新刊)
奈良野 英介 著
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■書店販売書籍: なし
■POD書籍: \1,320 (税込/四六判136頁 ISBN978-4-910056-51-7
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◎本書について
花粉・感染症を自分で解消した、鼻うがい、マウスウォッシュ・スプレー、アップルブランデー吸引法を紹介。70年の花粉症人生を克服した体験談。
・ | 本書は、花粉症、感染症を予防するとともに、罹ってしまうかもしれない予感がした場合に、鼻、口、喉へ対処することで進行をくい止めるための、あまり知られていない三つの対処法を紹介したもの。これからいよいよマスクなしで社会生活ができるようになるが、花粉や風邪をはじめ細菌やウイルスがなくなることはない。これらは、従来のマスク程度では防御できずに、身体に付着するのは確実。知らずにいると、感染症に罹ってしまうが、その前に、罹りそうな予感があったなら、鼻腔、口腔、咽喉を対処する、簡単にできる予防法が三つある。鼻うがい、マウスウォッシュ・スプレー、アップルブランデー吸引法だ。これらは、日常生活品を応用し、リーズナブルにできる日々の生活習慣として行うことで、健康を持続できる効果がある。著者は、これらの方法を日々に実行して、強い花粉アレルギーを、薬なしで克服した。本書は、その体験をもとに、三つの健康生活を持続できる方法について、具体的に解説・紹介している。この時期の花粉シーズンに、ずっと薬を呑むことがなく生活できていることは、驚くべき出来事かもしれない。ただし、著者は医療者や関係者ではない。高齢になるまで、ずっと花粉やそこからくる風邪症状に悩み苦しんできた一般人であり、本書で示した花粉症が静まり、風邪を引かなくなったことにエビデンスはない。著者の70年の花粉症人生を克服した体験談である。 |
◇著者プロフィール
奈良野 英介(ならの えいすけ)
昭和24年埼玉県生まれ。男性。出版社にて雑誌、書籍の編集を経て独立。取材、撮影、執筆、DTPデザインなどマルチに活動する編集者、出版プロデューサー。著書:『[DTP]&[Epub3]現場で使える実践備忘録』、『著作物の取説:WEB徹底利用マニュアル』知玄舎POD・電子書籍)。
●目次
まえがき
第1章 遂にこうして静まった私の慢性花粉症
◎花粉症70年に終止符を打った魔法の薬
◎私のアレルギー検査報告書
◎70年の花粉症を消した一日1錠の飲み薬
◎たった一粒ルパフィン錠の効能
◎魔法の薬から3年後に出会った奇跡の療法
◎花粉症が消えた三つの理由――鼻うがい、洗口液、アップルブランデー
◎本格的花粉シーズンの幕開けでどうなる?
◎点鼻薬や呑み薬がなくても鼻すっきり
第2章 鼻うがいは0・9%塩水がベスト
◎鼻うがいで鼻腔の内部を塩水洗浄
◎鼻の構造についての参考知識
◎塩水の鼻うがいには鼻炎を治す薬効はない
第3章 マスクや手洗いうがいの効果と限界
◎マスクは感染・花粉防止にどれくらい役に立つんだろうか?
◎マスクの感染防止効果はどれくらい?
◎手洗いやうがい、消毒・除菌の方法と効果
◎マスク、手洗い、うがいよりも有効な方法を模索する
第4章 感染予感――マウスウォッシュ・スプレー
◎マウスウォッシュは口腔用で、うがい薬が別にあるけど?
◎風邪・インフルエンザ・コロナウイルス感染症の感染プロセス
◎感染のプロセス――汚染・暴露~初期感染~増殖
◎感染のルート探る
◎感染開始、鼻・口・喉をマウスウォッシュ・スプレーで抑える
◎「罹ったかな?」と思ったら、洗口液・スプレー
◎マウスウォッシュ・スプレーに適した洗口液は?
◎口腔内消毒に使える洗口液は、皮膚の消毒もできる?
◎外科手術消毒用として百年以上も前に開発されたリステリン
◎より安全な重曹水でマウスウォッシュ・スプレー
第5章 鼻口喉の浄化・アップルブランデー吸引法
◎ブランデーを呑むんじゃなくて、吸い込む?――どういうこと?
◎100年前から伝承されてきたケイシー療法とは
◎アップルブランデー吸引法の日本のエバンジェリスト
◎百年ほど昔から呼吸器系の病を癒してきた民間療法
◎花粉症を抑制できるなら、感染症リスクも回避できるはず
◎アップルブランデー吸引法の具体的なやり方
◎開始してすぐに、鼻、喉、気管支の健康を実感
◎風邪かコロナかインフルか? 感染しかかった上さんにやらせてみた
◎なぜアップル? ふつうのブランデーやウヰスキーでやってみた
◎効果があるブランデーの量や効果の持続期間はどれくらい?
◎アップルブランデー吸引法に適したブランデーは?
第6章 大腸を整えると変わるか?アレルギー体質
◎花粉症と喘息、大腸との相関関係
◎私の花粉症が静まったもう一つの原因は[ひまし油]か?
◎大腸を浄化するひまし油の服用――アレルギー体質の改善?
◎目の花粉対策に、目のひまし油パックが効くかも?
◎ひまし油購入で迷った素朴な疑問、有機=オーガニックって何?
◎JAS法とIFOAM
◎有機農法・自然農法・自然農……何が違う?
◎私のプレバイオ+プロバイオ:乾燥オカラ+ヨーグルト朝食レシピ
◎16時間断食(ファスティング)のすすめ
◎生活習慣へのすすめ――感染・花粉を防ぐ3つの方法の要点まとめ
あとがき
まえがき
まず最初にお断りをしておく。
私は医療者でも医療関係者でも、医療の研究者でもない。単なる医療問題を、自分の経験を通じて考え実践している一般人に過ぎない。ここで紹介するものは、医療の範疇外の健康法の類である。
本書は、著者の個人的な体験から得た、花粉やウイルス・細菌などから身を守る効果的な対処法を紹介する。本書のタイトルで「9割を防ぐ」としたが、「9割」にエビデンスはない。
本書は、医療や感染症の専門家がだれも推奨していない、花粉禍やウイルス感染を予防し、あるいは初期感染の進行を阻止できる可能性がある、マスク、手洗い、うがいの先の手軽にできる三つの方法を紹介する。
私は、この三つの方法を実践してきた。それによって、マスクがなくても、手洗いをしなくても、予防でき、感染の進行を止めることができることを実感した。
その方法に危険はほとんどない。そのまま実践していただけたなら、ほとんど誰にでも、大きな感染抑止効果を確信できるはずである。
ウイルス・細菌がヒトに感染するルートの第一関門は、鼻腔である。そこから口腔,咽喉へと感染が拡大・深化していく。感染を防止するには、第一関門の鼻腔にウイルス・細菌が付着している間に、対処をすることが肝要である。日々社会と接していれば、必ずどこかでウイルス・細菌が鼻腔に付着する。免疫が働けば、感染に至ることはないが、免疫が弱かったりすれば、順次感染が、口腔から咽喉へと進む。その段階でも、殺菌を徹底すれば、感染は防げる。
要は、感染しなければ良いのである。だから、いたずらにウイルスや細菌を恐れる必要はない。
ウイルス・細菌が感染するには、いくつか条件がある。
⑴ 一定量(大量)のウイルス・細菌が必要なこと
⑵ ヒトの免疫情報に未知(新種)であること
⑶ ヒトの免疫力が弱い状態にあること(疲労、高齢、既往症者)
社会活動をしている限り、鼻腔にウイルスや細菌、そして花粉をとりこまないで済ますことはできないだろう。自覚症状がなくても、微量であっても、ウイルスや細菌、花粉は、確実に鼻腔に付着する。そのままにしておけば、感染リスクは常にある。マスクや手指の消毒、うがいだけでは、感染リスクは高い。
しかし、マスクで防止できないウイルスであっても、鼻腔に付着している間に鼻うがいで洗浄してしまえば、感染することはなくなる。
つまり、まずは鼻腔を洗浄するか消毒する習慣をつけておけば、ウイルスや細菌、花粉によるトラブルは、ほとんとが防止できることになる。
鼻腔の対処が遅れ、感染が口腔や咽喉に広がったら、鼻腔の洗浄、消毒をするとともに、口腔や咽喉を消毒すれば、感染は止まる。
私は、パンデミックを通じて、鼻腔、口腔、咽喉の段階で、花粉もウイルスや細菌感染らしきを、ことごとく防止してきた。
その最中に、とてもすぐれた方法があることを知った。
私がやってきた方法で行えば、鼻腔から感染するすべての感染症や花粉症は防止できる。これは現代医療からはみ出した、民間療法となるのだろうか。この療法で必要なものは、塩と市販のマウスウォッシュ、やや高額なブランデー(アップル原料)と、百均で入手できる器や水パイプである。病院や医療では使わないものばかりである。こんなもので、花粉を、ウイルスや細菌の感染を防止できるというのは、画期的なことではなかろうか。