太古日本のピラミッド[復刻新訂版]

   ――葦嶽山解説・登山ガイド付き【異界見聞録11】  (2020年12月新刊)

   酒井勝軍 著/素波英彦 編
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  ■書店販売書籍:なし

  ■POD書籍: \1200 (消費税別)/(A5判208頁 ISBN978-4-910056-23-4)
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 ◎本書について
  日本の葦嶽山(広島県)を太古のピラミッドだと調査後に断定した、明治~昭和初期のキリスト教伝道者、日ユ同祖論者、オカルティスト、酒井勝軍(かつとき)の代表作。

日本の葦嶽山(広島県)を太古のピラミッドだと調査後に断定した、明治~昭和初期のキリスト教伝道者、日ユ同祖論者、オカルティスト、酒井勝軍(かつとき)の代表作。本書は、酒井勝軍著『太古日本のピラミッド』の復刻新訂版である。底本は、國教宣明團から昭和9(1934)年7月25日に発行された『発見者 酒井勝軍著 太古日本のピラミッド』(国会図書館所蔵:保護機関満了)。編集者が必要と判断した部分は字句のあらため、旧かな・旧漢字を現代表記にあらためるなど、用字用語の書き換えを行い、新訂にあたり、底本にはない章立て、見出しや底本初版当時の時代や著者の著作背景についての解説を加え(序章)、資料として最新の広島県にある日本のピラミッド、葦嶽山の現在の状況をカラー写真で紹介するとともに、庄原市観光課による詳細な登山・ハイキングガイドを掲載。知玄舎の「異界見聞録」シリーズ11冊目。著者、酒井勝軍が生きて活躍したのは、明治初期から大正、昭和の大東亜戦争開戦前年。古史古伝で有名な『竹内文書』による皇国史観の立場から、日本の天皇存在とエジプトのギザ・ピラミッド等の神殿に深い関係性を見出してきた著者が、日本に、太古から存在していた神殿、ピラミッドを発見したプロセスを著したのが本書の底本。はたしてその酒井が発見したピラミッドとは、広島県庄原地区の葦嶽山(海抜815m)。独自の皇国史観に基づく表現は、満州事変等で戦争への機運が高まる時代の偏りから、特別高等警察に押収され、酒井自身も拘束の憂き目に遇うなどの弾圧を受けた、問題の書でもある。

◇著者について
 酒井 勝軍(さかい かつとき、1874~1940年:明治7~昭和15年)
 キリスト教伝道者、日ユ同祖論者、オカルティスト、「日本のピラミッド」発見者。1874年、山形県上山町(現上山市)生まれ。1888年、キリスト教の洗礼を受け、1898年渡米、1902年帰国。1904年日露戦争に従軍後、反ユダヤ主義の存在を紹介。やがてその主張は親ユダヤ的なものへと変遷。1927年パレスチナ、エジプトに派遣されピラミッドを調査研究後、「日ユ同祖論」の思想に傾く。1929年から『竹内文書』に基づく天皇史観への傾倒、1932年「日猶協会」設立。1934年広島県庄原の葦嶽山を「ピラミッド」と断定。その後続々と日本におけるピラミッド等を発見。その主張は大東亜戦争に傾く日本の特別高等警察から不敬罪とされ、出版物の押収や拘束などの憂き目にあうが、生涯独自の天皇史観を貫き、大東亜戦争開戦の前年の1940(昭和15)年7月死去。
◇編者について
 素波英彦(すなみ えいひこ)
 1949年埼玉県生まれ。専門出版社で雑誌・書籍の販売と編集を経験後出版社を起業。精神世界、クラシック音楽(モーツァルト)、医療と健康などの分野で執筆。著書に『火水家相鬼門の秘密Ⅰ・Ⅱ』住宅新報社刊)、『セアロの道 日本人ミャンマー僧侶―ガユーナ・セアロ*人の道の教え』(知玄舎)、編著として『家相がよくわかる吉と凶』、『憲法9条調べたら怖い』(知玄舎)などがある。


●目次

 編者まえがき
序 章 時代背景と関連情報――『竹内文書』との関係(編者:素波英彦) 
◎本書の時代背景
◎日本のピラミッド発見者[酒井勝軍]の生涯
◎ピラミッドについての一般論
◎神人交信・祈りの場としてのピラミッド
◎酒井勝軍が傾倒した『竹内文書』の正統性とその影響
◎青森のキリストの墓と能登のモーゼパークの謎
◎竹田恒泰氏のYouTube「日本のソボクなギモン」――竹内睦泰氏の訃報
◎酒井勝軍の発見したピラミッドの特徴(参考)
底本『太古日本のピラミッド』(扉)
第一章 ギザ・ピラミッドとは――メシアと日本天皇
◎ピラミッドとは何か
◎メシア降臨思想と日本天皇
◎キュピット尺と日本尺
◎スフィンクスが見つめているもの
◎ユダヤと日本の関係
◎菊花御紋章の意味するもの
◎太古日本の謎
◎天孫民族日本人への提言
第二章 太古日本に存在したピラミッドの発見
◎事の起こり――石柱への興味
◎天佑の出来事、案内者との遭遇 
◎登山の強行からまず、ドルメンの発見
◎鏡石、方位石、太古日本の神社の装い
◎拝殿からついに本殿ピラミッドを発見
◎登山実地調査を決行
◎ピラミッド頂上と円形磐境の確認
◎ピラミッドの大原理出現
◎テオクラシーを象徴する複様内宮式ピラミッド
◎ピラミッドに付随するもの
◎ドルメンの理想は自然で生成されたものであること
◎神武岩と神武天皇の関わり
◎葦嶽山ピラミッド周辺の山々
◎建造したのは誰か?
◎鵜草不葦合第十二代彌廣殿作尊天皇
◎神代文字とは
◎ピラミッド=ヤヒロ殿
◎ついに発見された日本太古のピラミッド
◎ピラミッド参拝順路(底本のまま)
資料編 葦嶽山ピラミッドへの最新登山ガイド
 編者あとがき(編集協力者への御礼)


  
 ◎日本のピラミッド発見者[酒井勝軍]の生涯
 
 酒井 勝軍(さかい かつとき/かついさ、一八七四~一九四〇年:明治七~昭和十五年)、キリスト教伝道者、日ユ同祖論者、オカルティスト、「日本のピラミッド」発見者。
 一八七四(明治七)年、山形県上山町(現上山市)生まれ。一八八八(明治二十一)年、キリスト教の洗礼を受ける。一八九八(明治三十一)年、渡米しシカゴ音楽大学、ムーディ聖書学院に学び、一九〇二(明治三十五)年帰国。東京唱歌学校を設立後、キリスト教の牧師として活動。一九〇四(明治三十七)年から日露戦争に従軍(通訳)し実戦を目撃。一九一八(大正七)年、シベリア出兵に従軍し白軍将校から『シオン賢者の議定書』と反ユダヤ主義の存在を知り、一九二三(大正十二)年帰国。
 一九二四(大正十三)年、『猶太人の世界征略運動』『猶太民族の大陰謀』『世界の正体と猶太人』を相次いで発表し、反ユダヤ主義の存在を紹介。やがてその主張は、次第に反ユダヤ的なものから親ユダヤ的なものへと変遷。一九二七(昭和二)年、大日本帝国陸軍からユダヤ研究のためにパレスチナ、エジプトに派遣され、その時にピラミッドを調査研究。そして「日ユ同祖論」の思想に傾く。一九二九(昭和四)年、皇祖皇太神宮(天津教総本山)で、竹内巨麿の所有する「竹内文書」に遭遇。以降、天津教関係者との関係を深め、記紀に基づく皇国史観とは異なる『竹内文書』に基づく天皇史観への傾倒を強くする。『参千年間日本に秘蔵せられたるモーセの裏十戒』『神代秘史百話』『天皇礼賛のシオン運動』などを続けて出版後、一九三二(昭和七)年、「日猶協会」設立。
 一九三四(昭和九)年、広島県庄原の葦嶽山を「ピラミッド」と断定。同年十月には、鳥谷幡山(日本画家)が青森県戸来村(現新郷村)で、ピラミッド大石神を発見したが、酒井は翌年八月、同ピラミッドを訪問。同時に竹内巨麿は同地に塚を発見して後に「キリストの墓」とした。さらに九月、飛騨高山でピラミッド上野平を発見。同年葦嶽山の調査報告として『太古日本のピラミッド』(国教宣明団)を出版。その後、富山の尖山など続々と「日本のピラミッド」が発見されたとされる、日本のピラミッドの特徴は、エジプト、ギザのそれのような人工的な建造物ではなく、自然の地形を利用した半人工的なところにあると論じている。
 その主張するところは、日本の天皇は世界に君臨すべきこと、神政復古の実現を目指すべきであること、超古代の日本に優れた文明が存在したこと、など。
 ところが、その出版物はしばしば特別高等警察に押収され、酒井自身も拘束され、弾圧の憂き目にあったが、「竹内文書」独自の天皇史観を主張し続け、一九三八(昭和十三)年、岩手県釜石市西の五葉山裾野の甲子村明神台付近の川原では「ヒヒイロカネ」(太古日本で様々な用途で使われていたとされる伝説の金属)を発見したとされる。
 一九四〇(昭和十五)年七月、死去(墓は多磨霊園十六区一種十七側)。
 著書に次のものがある。
 『うれしき鐘歌』編 警醒社 一九〇三、『英語唱歌集』全3編 編 上田屋書店 一九〇三、『英詩朗吟法』太平洋館 一九〇三、『新式唱歌法』上田屋書店 一九〇三、『新式日本唱歌 第1編』編 十字屋 一九〇四、『教育と音楽』警醒社 一九〇六、『讃美論』警醒社 一九〇六、『進んで○○を敵とすべし』大正書院 一九二四、『世界の正体と猶太人』内外書房 一九二四、『猶太人の世界征略運動』内外書房 一九二四、『猶太の七不思議』大正書院 一九二四、『猶太民族の大陰謀』内外書房 一九二四、『羊頭狗肉の米国宗』大正書院 一九二四、『橄欖山上疑問の錦旗』万里閣書房 一九二八、『神州天子国』万里閣書房 一九二八、『三千年間日本に秘蔵せられたるモーセの裏十誡』国教宣明団 一九二九、『神代秘史百話』国教宣明団 一九三〇、八幡書店 二〇〇一、『天皇礼讃のシオン運動』国教宣明団 一九三一、『太古日本のピラミッド』国教宣明団 一九三四、『神字考』国教宣明団 一九三六、『今後の世界はどうなる』神秘之日本社 一九三七、『ハルマゲドン 天魔両軍の決戦』神秘之日本社 一九三七、『天孫民族と神選民族』神秘之日本社 一九三八、『世界之新政権』国教宣明団 一九四〇――


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