魂の旅のはじまり――マイケル 若き日々の物語
   (2017年3月新刊) 

    マイケル・J・ローズ 著  大亀安美 訳

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  ■POD書籍:\1,700 (消費税別)/(A5判202頁 ISBN978-4-907875-48-0)
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  ■電子書籍: \1,000 (消費税別)
   2017年3月31日初版発行
 
 ◎原本:"A Glimpse of Something Greater", Copyright 2010、2011 Michael J Roads, Published from RoadsLight pty Itd.
  ISBN978-0-9758476-7-1
 
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 ◎本書について

 若いころの日々の暮らしでの体験と学びから、著者がどのように奥深い
 多次元世界への気づきと魂の探求に至ったかを記した、共感と愉悦の一冊。

 
本書は、オーストラリア人である著者マイケル・J・ローズが、20年以上前に上梓した『Simple is Powerful』をベースに、大幅加筆・改訂・改題し、2011年に上梓した『A Glimpse of Something Greater』(原著)を邦訳したものです。これまで日本で訳されてきたマイケルの著書の多くは、多次元(メタフィジカル)での体験と学びを記したものが大半でしたが、本書の内容は、著者の若いころの日々の暮らしでの体験と学びを、率直にシンプルに記しているところが斬新。日々の出来事、日常のだれでもが経験のある悩みから、何をどのように学び、どんな気づきを得たか。三次元世界での日常の生活ではさまざまな迷いや躓き、失敗も……そこから何を見いだし、どのように行動したか。そのプロセスの一つひとつに奥深い多次元世界への気づきと魂の探求に至る背景を見ることができます。マイケルの生活体験を微笑みながら味わうことができる、気づきと共感と愉悦の一冊です。

◎著者紹介
 マイケル・J・ローズ(Michael J. Roads)
 1937年イギリス生まれ。幼少時から目に見えない自然との神秘体験をする。トリーニーと出会い21歳で結婚。1964年、家族と共にオーストラリアへ移住、十年間、農業に従事するが、「私は誰か(Who am I?)」という疑問に突き動かされ、スピリチュアルな成長への強い欲求から自己探求、内面への旅を始める。1986年、大いなる生命の真理に目覚める。その体験を魂の四部作として、『魂との対話』『魂の絆』『魂への旅』(徳間書店)『時間のない領域へ』に著す。2006年、最愛の妻トリーニーが旅先にて急逝。その悲しみにより、深い手放しを体験し、無条件の愛に目覚める。現在も、自然界のスピリットであるパンや、素晴らしい神秘なる存在たちからのさらなる学びを深めている。「愛の目を通して」シリーズは、ミクサエルがマイケルの肉体にウォークインして以降の多次元の旅が記されている。これらの体験を執筆するかたわら、世界各地でセミナーを行い、叡智、無条件の愛、大いなる生命の真実を伝えている。小説は、『マジックフォーミュラ』『人生の答え』(徳間書店)がある。その他、ガーデニングの本など著書多数。訳者:大亀安美(おおかめやすみ)……日本で初めてマイケル・J・ローズのセミナーを開催する。その後、マイケルの日本窓口であるマイケルローズジャパン代表として活動。多くの人の協力を得て、マイケルセミナーの主催、ニューズレターなどの翻訳に携わる。訳本にマイケル・J・ローズ著『真理を生きる』『真理を生きるⅡ』『改訂版 真理を生きる』(すべて知玄舎)、『魂への旅』(徳間書店)、『時間のない領域へ』『愛の目を通して―自然界のスピリット・パンとの旅』『愛の目を通してブック2―多次元の新たなる旅へ』『愛の目を通してブック3―次元シフトのとき』(すべてナチュラルスピリット)、『光のかけらが降り注ぐ地球』(知玄舎)がある。


●目次

序文 4

第一章 感謝されなくても 7
第二章 怒りが突然に消える 12
第三章 愛していると言えなくても 17
第四章 成功も失敗も引き受ける 22
第五章 いつも恵はある  26
第六章 ミミズからも学べる 29
第七章 自然と語り、自然の声を聴く 36
第八章 この瞬間から応える 42
第九章 魂からの問いかけ 46
第十章 変わり者でもいい 50
第十一章 鼻にできたイボからの学び 55
第十二章 ベジタリアンでなくとも 60
第十三章 人は変われる 67
第十四章 息子たちが流される! 71
第十五章 与えると受け取る 76
第十六章 心から耳を傾ける 79
第十七章 生命・人生はいつも正しい 83
第十八章 単なる偶然と思う前に 100
第十九章 天気がひどくても美しい一日 104
第二十章 平安を見出す 107
第二十一章 恐れは張り子の虎 112
第二十二章 直感には従うが一番 120
第二十三章 勇気がもたらすもの 125
第二十四章 大義名分の裏に 130
第二十五章 スズメバチと共に生きる 140
第二十六章 感情に支配されない 147
第二十七章 楽しみはこの瞬間にある 154
第二十八章 潜在意識のプログラム 159
第二十九章 愛がわからない 163
第三十章 覚醒に至るまで 166
第三十一章 覚醒してもなお 181
第三十二章 無条件の愛を学ぶ 190

 訳者あとがき 198


序文
  
 本書は、微笑み、笑い、そして、深い共感を誘うものです。物語の多くは、私のスピリチュアルな旅の初期に起きた出来事です。その頃、たくさんの学びがありました。後半の話は、もう少し最近のもので、覚醒のとき、その後の無条件の愛に達したときの神秘的な経験を記しました。
 出来事をなるべく時系列に並べ、各章の始まりや終わりに、私は注釈や所見をつけ加えました。物語の間に補足的に解説したものもあります! また、初版(一九九一年出版)後の新しい出来事を追記しました。あの頃を振り返るとき、現在の私の生命・人生の見方は、以前よりはるかに全体的になっていますが、それでも、初めてこの本を執筆した頃の私自身の洞察の深さに驚くこともたくさんありました。
  
 本書で、誰にも内在する深遠な魂の「知」に気づいていただけたらと願います。魂の「知」とは知的に理解できるものでもありません。それは、信頼と叡智にもとづいた洞察あふれる知覚的な経験です。それは、パワーの場です。あなたが魂の座であるハートに耳を傾けるなら、あなたの人生をとても豊かなものになるでしょう。
 文化がどれほど違っても、私たち人類は、挑戦すべきよく似た課題に直面します。ですから読んでいるうちに、あなたは自分も同じだったと思うかもしれません。あなたにもあるばかげた体験に笑い、あなたも身に覚えのある痛みや恐れに涙するでしょう。気づいていてもいなくても、私たちはそれぞれにスピリチュアルな旅の途上にいるのですから。
 たくさんの人が忙しく過ごしています。単調な通勤ラッシュは気力をそぎ、仕事上の問題は、日々、精神的重圧となっています。家庭生活はといえば、複雑になり、家族とのゆっくりした時間もとれません。私たちは人生を複雑にし、私たち自身が複雑になっています。この複雑さが、本来の自己であるシンプルな魂のままでいることを、また、魂の自己が表現する能力を奪っています。
 複雑になった私たちは、あまりにも忙しく、重荷を抱え、生命・人生の真実を忘れてしまっています。シンプルに生きるとはとてもパワフルなことであると思い出してもらえますように。


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