マインドフルな子育てのためのワークブック   (2016年11月新刊) 

  ロン・ファーマー Dr Ron Farmer :スワンティ・ファーマー Suwanti Farmer 共著
  西田隆男/穂積由利子 共訳

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  ■電子書籍: \900 (消費税別)
   2016年11月18日初版発行 →アマゾンでの購入はこちら
  ■POD書籍 : \1,500 (消費税別)/(B5変型判160頁 ISBN978-4-907875-42-8)
   2016年11月11日初版発行 →アマゾンでの購入はこちら
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 ◎本書について
 サティヤ・サイ小学校(オーストラリア)での、親子で自己変革できる子育てのためのワークショップをまとめた本。

 
本書は、2013年から2015年にかけてオーストラリアのマーウィランバにあるサティヤ・サイ小学校で開催された子育てのためのワークショップをまとめたもの。このワークショップによって親と子ども双方に真の自己を再発見する体験がもたらされ、親子関係の質が高まり、親と子どものウェルビーイングが改善。ただしそのための方法は個人によって適正が異なるため、本書ではさまざまな実践方法を紹介。そのなかから有効な方法を日々怠ることなく実践することで、子どもとの関係の心の絆が高まり、その実感を子どもとシェアして深いレベルの内的な平安、レジリエンス(打たれ強さ)、自信を育むことが可能。まずは親が変化し、それが子どもの変化を促すという関係の繰り返しから、親子ともに自己変革の豊かな実りの収穫を実現するワークブック。
原書:"Mindful Parenting For A Meaningful Life A Workbook For Parents", Published by Dr Ron and Suwanti Farmer, Design & Layout by Mike Meade, Printed by Australian Business Printers, Beenleigh, Qld 4207, Copyright 2016 Dr Ron and Suwanti Farmer, Australia, ISBN978-0-9944781-2-2

著者紹介
ロン・ファーマー(Ron Farmer, Ph.D):
 オーストラリアのクイーズランド大学にて心理学博士号取得(1970年)。その後、ニューサウスウエールズ大学で教鞭を取った後、カウンセリングの個人開業。クイーンズランド東南部に、ヒューマンバリュー教育を実践するツーグーラワ・スクールを創設し、学校運営のディレクターを務める。
スワンティ・ファーマー(Suwanti Farmer):
 ドイツのジョージ・オーガスト大学にて心理学修士号取得(1976年)、英国のビクトリア大学にて臨床心理学修士号取得(1980)。その後、ドイツ、英国、インドネシア、オーストラリアにてカウンセリングの個人開業。夫のロン博士と共にツーグーラワ・スクールの創設に携わる。現在、世界各地で、ヒューマンバリュー教育、マインドフルな育児法などのテーマで講演とワークショップを開いている。

●目次

謝辞
はじめに
第1章 親から子どもへのギフト
第2章 子育てのためのマインドフルネスを培う方法
第3章 マインドフルな親になるために:傾聴
第4章 マインドフルな親になるために:自分と子どもを評価しないで受容する
第5章 マインドフルな親になるために:自分と子どもの感情に気づく
第6章 マインドフルな親になるために:子育てにおける自己制御
第7章 マインドフルな親になるために:自分と子どもに思いやりを持つ
第8章 マインドフルな親になるために:自分と子どものウェルビーイングを育む
おわりに
訳者あとがき
推薦図書


  まえがき
  
 本書に提示されている教材は、2013年から2015年にかけてオーストラリアのマーウィランバにあるサティヤ・サイ小学校で開催された子育てのためのワークショップのためにまとめたものです。このワークショップに参加した保護者の全員が、親子関係の質と、自分たちのウェルビーイングが著しく改善されたことを実感しました。
 読者の皆さまにもこの方法は役立つに違いありません。親と子ども双方に真の自己を再発見するための方法としてお役立ていただけば幸いです。
  
 どのプラクティスが最適かは人によって異なります。でも、日々怠ることなく、ご自分が選択したプラクティスを実践していくことが、子どもとの関係の質を高めるのに有益であることを私たちは確信しています。
 実践を始めれば、本書で紹介しているたくさんのエクササイズを適宜取り入れていくのは、それほど難しくないと実感できるでしょう。それらを子どもとシェアし、子どもたちの、深いレベルの内的な平安、レジリエンス、自信を育ててください。
 忘れてはならないのは、まず変化しなくてはならないのは、親であるあなた自身だということです。最初に親が変わり、それが鏡のようになって子どもの変化を促します。その結果、あなた自身が自己変革の豊かな実りを収穫されることでしょう。
 皆さまの努力が実りますようにお祈り申し上げます。

  


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