●句画帖 私の物語 −はなのとき (2010年4月新刊)
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俳句 谷口桂子
油絵 左 時枝
監修 金住 年紀(則行)
企画 平成プロジェクト
A5変形上製本 64頁 2010年4月6日初版発行 定価:1,470円(税込)
ISBN978-4-434-14269-7 C0071 \1400E
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女優・左時枝の絵−その妖艶な花蕊(はなしべ)を描く蠱惑の30作品と、
俳人・谷口桂子が逢魔刻の妬心を鮮烈に表した小説のごとき情念の俳句28句による、
夢のコラボレーション句画帖。
−映画界の名匠・大林宣彦監督と、"カミソリ堀田"として勇名を馳せた、堀田力弁護士が大推薦−
女優・左時枝は、 映画界でも有名な油絵の画家です。 たくさんの個展で、 女性の情念の象徴的な 花蕊をテーマにした作品は、 根源の生命力漲る 濃厚なエロチシズムの極限を示現。 左時枝の花蕊を描いた蠱惑の 作品30点はフルカラーで、 そして、 谷口桂子の女心の綾を見事に表出した 28句を絵と対で収録。 |
2010年6月14日「朝日新聞」10面(俳句・歌壇のページ左下)に紹介されました。
本書のレイアウト展開は左のとおりです。 ●プロフィール 左 時枝(ひだり ときえ) 1947年、富山県生まれ。 1958年、山本薩夫監督、映画『荷車の歌』でデビュー。 1966年、東京女子体育大学卒、 以降、映画、舞台、テレビに数多く出演し、女優として活躍。 −代表作− 【映画】伽耶子のために、あかね色の空を見たよ、新・あつい壁、 なごり雪、蕨野行、武士の一分、母べえ、美しい夏キリシマ 【舞台】ゴヤ・二人の女、カナダ演劇祭、血のつながり、バカの王様 【テレビ】ひこばえの唄、刑事・鬼貫八郎シリーズ、生前予約、理由 1999年、第一回油絵展(個展)をセッションハウスにて。 2000年、第二回『花鳥』二人展を市田喜一氏(彫刻)とともに 富山県朝日町ふる里美術館にて。 2003年、油絵展をワイエムファッションギャラリーにて。 2004年、油絵展を新宿高野ギャラリーにて。 2006年、第五回『花鳥』二人展を市田喜一氏(彫刻)とともに 京都山総美術ギャラリーにて。 2008年、四二回公募展、創展にて初出展、新人賞受賞。 2009年、四三回創展にて協会賞受賞、準会員に推挙。 谷口 桂子(たにぐち けいこ) 1961年、三重県四日市生まれ。 東京外国語大学外国語学部イタリア語学科卒。 雑誌に小説、エッセイ、人物ルポ、俳句を発表。 人物ルポは元首相、ノーベル賞受賞者から 山谷の日雇い労働者まで幅広くインタビューを手がける。 「週刊朝日」連載『夫婦の階段』『夫婦の情景』では 著名人夫婦350組をインタビュー。 著書に小説『ケンカこでまり』(集英社)、 インタビュー集『夫婦の階段』、 評伝『愛の俳句 愛の人生』(講談社)、 句集『妬心』(角川書店)、 アンソロジー『現代俳句最前線』など。 |