●リウマチが治った 寛解(かんかい)症例続々!! (2013年4月新刊)
関節痛みなし、朝のこわばりなし、ただいま絶好調!
篠原 佳年 著
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四六判175頁 2013年4月8日初版発行 定価:1,260円(税込)
ISBN978-4-434-17683-8 C2047 \1200E 発行:知玄舎/発売:星雲社
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医療の常識をくつがえす!
リウマチはとうとう、治る病気になった!!
リウマチの最先端医療、寛解に至る21人の治療症例を本人の言葉で紹介。
処方後短期間で−
信じがたい事実が…!CRP がマイナス、MMP-3が激減
関節の腫れ・痛み消失、アルブミン濃度上昇
血中鉄激増、リンパ球上昇、気力・元気大爆進
完全介護も自立歩行
ありがとうございます。 |
[編著者プロフィール]
篠原 佳年(しのはら よしとし)
1950年大分県生まれ。岡山大学医学部大学院卒業後、岡山大学部第三内科を経て、現在、医療法人わいわいクリニック理事長、医学博士。膠原病(主に関節リウマチ)及びアトピー性皮膚炎を中心に治療を行う傍ら、聴覚・栄養療法による様々な病気や障害を治す研究にもとづき、患者が参加する医療を提案。また人間としての気づきやコミュニケーション改善のための講演やセミナーなどの活躍を展開している。
主な著書に、「快癒力」(サンマーク出版)、「幸福力」(PHP研究所)、「モーツァルト療法」(マガジンハウス)、「人生50歳脱皮論」(講談社)、「いつでも、今がいちばん幸福」(竹内書店新社)、「生死同源」(幻冬舎)、「奇跡の音8000Hz英語聴覚セラピー」(きこ書房)、「アトピー最新医療」(知玄舎)など多数。
まえがき
本書は、リウマチの最先端医療についてお伝えします。
リウマチの画期的な治療法が、明らかになりました。
しかし、この治療法は、まだほとんど知られていません。それほど普及もしていません。
私の小さな医療施設では、約二年間に100人を越える患者さんたちの症例ができました。
大半の人々に寛解と考えられるほどの改善効果がありました。
一人として効果が現れないことはなかったのです。
リウマチ専門医として三十年、初めて体験する驚異的な治療法です。
私はこの治療法を「リウマチ寛解コース」と名付けました。
どれほどの改善効果があるかは、患者さん自身の体験談をご覧ください。
関節リウマチが、とうとう寛解して治る時代がやってきたのです。
目次
まえがき 1
1 「治る病気になった」リウマチ医療新時代 12
一生治らなかったリウマチが、治療でだれもが寛解する時代に 12
従来のリウマチ治療ではありえなかった驚きの改善症例 14
新薬で治療をしてほしいという患者さん 16
2 「リウマチ寛解コース」誕生のいきさつ 34
多剤併用があたりまえのリウマチ薬処方の問題 34
危険な多剤併用リウマチ薬処方の大きな問題点 36
もっとも注意が必要なリウマチ薬、MTX(リウマトレックス) 38
効果はあるが、依存性と副作用が強いステロイド剤 40
従来のリウマチ医療の常識を覆す驚異的な治療法との出会い 41
最初の新薬治療の効果……CRPマイナス、MMP−3激減、リンパ球アップ、アルブミンアップ 44
3 100人を越えた改善治療症例 64
改善効果、……あり得ない新薬の効能 64
副作用なく……改善効果が50人続いた驚き 67
血液検査で改善効果が一目瞭然 70
【知っておきたい主なリウマチ薬の注意点と副作用】 90
私が大事と心がけている患者さんとのコミュニケーション 112
【新薬処方の経緯と治療法についての懸念】 140
警告 147
4 新薬効果の「鍵」CRPとアルブミン 150
健康の鍵はアルブミン濃度 150
新薬効果の最大のポイントはCRPとアルブミンの関係 154
リウマチという病気の状態 157
新薬がもたらす改善連鎖のドミノ倒し 158
5 リウマチ−新たなステージへ 162
「リウマチ寛解コース」で使用する薬剤は一種のみ 162
新薬に伴うとされる副作用の問題 164
新薬についての臨床医の立場 166
■「リウマチ寛解コース」インタビュー・レポート「新薬は本当に効いたか?」リウマチ患者の証言
◇完全介護の寝たきり状態から奇跡としか言いようがないまでに回復しました 18
☆KOさん(女性、五十八歳)
ステロイドを止めるための断食療法で寝たきりに/寝たきりで民間療法も効果なく痩せてガリガリに/死の瀬戸際から新薬を試み/治療後……寝たきりから立って生活ができるまでに回復
◇長い車イス生活から大転換、主人とともに夢のような生活を謳歌できるようになりました 26
☆FHさん(女性、七十歳)
三十数年前、出産後に発症したがステロイドの副作用を警戒/生物学的製剤の治療の違和感からホメオパシー療法に/治療後……ステロイドやリウマトレックスなどの併用なく車イスが不要に/長い闘病生活から、料理も掃除も出来、旅行にも行けるまで回復
◇リウマチの進行が完全にストップ、血液検査は健康な人と同じです 48
☆SKさん(男性、八十二歳)
一、二か月で尺側偏位になってしまった手指/治療後……ガラリと改善した血液検査結果/副作用か? 帯状疱疹(ヘルペス)発症して新薬治療を二か月休止/八十二歳、人生を謳歌する
◇関節破壊で人工関節、杖が必要だったのに犬と小走りができるほど劇的に元気になりました 56
☆YHさん(女性、五十歳)
生物学的製剤二度目の治療で強いショック症状が/関節破壊が進行して三カ所の関節は手術でチタンが/新薬治療を最初に行なった方から聞いた劇的な改善効果/治療後……一度目の治療後から杖が不要になり、犬の散歩で小走りも
◇曲がらず歩けない膝がスムーズに動いて十歳若がえるほど元気になって走れるまでに 72
☆HKさん(男性、七十四歳)
栄養失調・低アルブミン血症・両肩と両膝などの関節痛で車イス生活/治療後……想定外の絶好調で、十歳若返って走れるほど元気に
◇寛解した関節リウマチ、ステロイドから完全脱却できました 76
☆EWさん(女性、六十三歳)
ステロイドの副作用で顔も身体もぱんぱんに/治療後……二週間でCRPが消えて身体が軽い/ステロイドを止めることができた嬉しさ
◇極度の関節破壊が治まり、周りの人に「どこが悪いの?」と言われるほど元気になりました 81
☆SOさん(女性、七十三歳)
MMP−3が最悪1000超/治療後……MMP−3の数値が激減
◇三十年を越えるリウマチとの付き合い、やっと身体の痛みから解放されました 85
☆RKさん(女性、七十歳)
三十代半ば、水道の栓もひねれない痛み/治療後……たちまち気分が軽快になり改善兆候/なんと下肢静脈瘤まで治るとは
◇心配した副作用はなく二カ月で改善したのが実感できました 92
☆SOさん(女性、七十三歳)
新薬治療に不安感、しかし手が変形/治療後……変形した手も痛みなく、ふつうに包丁が使えるまでに
◇突然襲われた手足の腫れと痛みが治まり椅子からすぐに立って歩けるようになりました 96
☆JAさん(男性、七十二歳)
隠れリウマチで手も足もぱんぱんに腫れ/治療後……変形していた手指がまっすぐに/〜新薬治療の効果〜(JA氏の治療メモ)
◇車イスで大変な生活がウソのよう、前よりずっと元気に動けるようになりました 101
☆MSさん(女性、五十五歳)
腱鞘炎からアッと言う間に車イス/リウマチ診断でリウマトレックスの激しい副作用でダウン/新薬の副作用の説明に抵抗を覚えたが先生を信じて/治療後……たった二週間で階段もスタスタ登れるなんて/副作用はなく、前よりも一層元気、身体がよく動いてバレーもOK
◇なかなか踏み切れなかった新薬治療、副作用の心配はなくなり身体が楽になりました 107
☆YIさん(女性、七十一歳)
病院で処方された強いリウマチ薬で激ヤセ?/強いリウマチ薬を止めても問題ないことが……/治療後……新薬の効果が何日も持続して動作がスムーズに
◇若いころからのリウマチの苦悩、全身の痛みが快癒してふつうに生活しています 114
☆MAさん(女性、三十五歳)
二十一歳で発症し、全身のダルさから肘関節に障害/右肩が痛く、生活も仕事も困難で苦痛/治療後……全身の痛みがなくなり、身体も軽くスッキリ
◇寝込んで死にそうな状態から復活、先生とスタッフの明るい励ましに救われています 118
☆SNさん(女性、六十九歳)
半ばあきらめ自殺を考えたほど/治療後……関節の痛みも消え楽に動けるように/リウマトレックスを止めることができ、今では新薬のみ
◇膝が曲がって立っていられないほどが、背筋が伸びて痛みが消え、貧血まで改善しました 122
☆MYさん(女性、四十歳)
最初からキツイ薬を処方されたのが間違い?/関節破壊がとびきり高く、鉄不足で輸血が必要なほど/治療後……二度目の治療でやっとCRPが下降
◇十数年のリウマチの苦痛から解放され、付き添いが不要になりフィットネスに通ってます 126
☆KSさん(女性、六十二歳)
一生治らない病気で寝込んでしまう/治療後……一年くらい躊躇し続けた新薬は、三カ月で痛み止めも不要に/ビタミンC療法も併せて行ない体力づくり
◇八十歳になって遂に出会った新薬の奇跡、数十年の病苦から救われ家族中がびっくりです 131
☆SYさん(女性、八十歳)
関節が曲がらず脚はまるで象のように腫れ/篠原先生の指導に従いまずは断薬から/以前の治療は痛み止め程度/治療後……三度目の治療でほとんど痛みがなくなりました/八十歳でも車の運転を楽々こなし曾孫の面倒までみれるほど
◇治療への不安も病気もウソのように消滅、自分のやりたいことができる自信もつきました 137
☆KFさん(女性、六十五歳)
薬の副作用の心配よりも生きていけるかが不安に/治療後……新薬治療を早くから選択すべきだったと後悔
◇踊りを教える立場なのに発症、膝の痛みが消え、正座も舞踏も楽にできます 142
☆CNさん(女性、七十歳)
膝の水を何度も抜く治療に限界/治療後……何でもやりたいことに挑戦する気力も
◇どんどん全身に広がってきた痛みがウソのよう、手離しで階段を昇降でき病気を忘れるほどです 144
☆EHさん(女性、六十六歳)
手先から全身の痛みに/治療後……日常生活が楽しく、気持ちまでが若返って
◇脱ステロイド療法後、急激に悪化し車イス状態から一か月、自力で立てるまで改善しました 169
☆NTさん(女性、四十二歳)
寝返りできず、口も開かず、身体も動かせない重篤な状態まで悪化/治療後……一か月で杖なしで立っていられるまで体力が回復しました
あとがき
関節リウマチ専門医として三十年、これまで、「病気を治すのは自分自身」「快癒力」「アトピー最新医療」「聴覚セラピー」「人生50歳脱皮論」など、さまざまなテーマで数十冊ほど著書を書いてきましたが、実は今回、自分の専門である「関節リウマチ」について正面から書いた本を出版するのは、初めてのことです。
最近のリウマチ医療の問題については、2007年の「ザ・フナイ」(6月号)で、「これでいいのかリウマチ医療」という題で、人の生命を無視したとしか考えられない、危険な薬をいくつも含む多剤併用による治療が、いかにも最新医療であるかのように横行している現代リウマチ医療の在り方に、憤りをもって警鐘を鳴らしました。
しかし、そんな私の発言も、大きなリウマチ医療の趨勢に反省を促すには力不足で、医療関係者や患者さんに、どれほどご理解をいただいたか、残念な想いもありました。
ひとつは、私自身、三十年のリウマチ治療にあたり、自分で納得ができる有効な治療法を見出すことができていなかったからです。しかし、そんな虚しさを感じつつも、いつか必ずリウマチが画期的に改善する治療法が現れるという医者としての夢を失ってはいませんでした。
そして、とうとう、私はリウマチ専門医として夢見てきた、リウマチが画期的に改善する治療法を、私の小さな医院で見出すことができました。しかも、何度も書きますが、改善効果は……、医療や薬剤の常識を覆す驚くべきものでした。恐らく、今私が表現した内容は、医者や研究者はもちろん、一般の方ですら安易に信じることはないでしょう。私自身が、ほんとうにこの事実を目の当たりにして、信じていいのかどうか、ときどき戸惑うことすらあるのですから。
私が初めてリウマチ医療について本を書いたのは、この驚くべき治療の事実を明らかにして、世のリウマチで悩む患者さんにお伝えしたいためです。
そのために、本書では100人を越える患者さんの中から有志の方々に、治療の体験を自らの言葉で語っていただきました。ただし、本書への掲載では、本名や写真の公開を快諾された方がたくさんいらっしゃいましたが、出版社の方針で、お名前はイニシャルとさせていただきました。写真に関しては、証言が間違いのないもとしてご了解いただいた方のみ、そのまま掲載をさせていただきました。
体験取材のために、有志の患者のみなさまにはわざわざ貴重なお時間を割いていただき、多大なご協力を賜りました。心から御礼申しあげます。
また、本書の原稿作成、校正においては、リウマチ患者さん方の治療を献身的にサポートしてくれている当院のスタッフが、時間を惜しまず甚大な協力をしてくれました。岡貞道枝さんと馬木英子さんに、日ごろの感謝に加えて、御礼を申しあげます。
リウマチは、確実に寛解して、治る病気になりました。リウマチ医療は、ようやく大きな進歩への一歩を踏み出しました。本書はその幕開けを伝えるものです。
リウマチの完全寛解にむけて、私はさらに新しい治療の試みを模索しています。
2013年3月
篠原 佳年