のらねこデベソ交換ノート......[童話・絵本] 
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  足立和香子作/くんくん堂ぬり絵絵 B5変形判40頁 2001年5月19日初版発行 定価1,260円(税込)
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デベソと作る、心のアルバム。デベソはどこにでもいる灰色をしたのらねこ。そのデベソからあなたは1冊のノートを渡されます。デベソと交換ノートを書いていくうちに……。子供だけでなく、大人が読んでも楽しめる絵本です。


ISBN4-434-01021 C8793 \1200E

単価 : \1,260 (消費税込み)  購入する/数量 :    
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●作者プロフィール

作----足立和香子(あだち わかこ)
昭和45年生まれ。長野県上田市出身。
栃木県足利市在住。
県立上田高等学校卒業。学習院大学文学部卒業。
コーヒー好きが高じてキーコーヒー株式会社にて勤務後、結婚。現在二児の母。
育児のかたわら、詩・メルヘンの創作活動を続けている。五行詩誌「彩」同人。

絵----くんくん堂ぬり絵(くんくんどうぬりえ)
京都市出身。6歳より舞踊を始める。
高等学校卒業後、上京。俳優として舞台、映像で活動する。
それらの身体感覚を幼少より親しんできた絵で表現する喜びに目覚め、本格的に創作活動を始める。
2000年、ぬり絵くんくん堂お絵描き本舗を設立。



【栃木読売2001年5月26日号に記事として紹介されました】

【地方情報紙『週刊上田』2001年8月25日第660号に紹介されました。】
 名前は「デベソ」。地下鉄へ下る階段が、ひとつきりの居場所。体じゅう灰色のネコだから、誰も気づかない。なのにオマエはオレに話しかけてきた。うす汚れた頭もなでてくれた。
 この出会いがきっかけで友情の印に「デベソ」は「オマエ」に小さいノートをあげます−−。
 本のページをめくると、見開きいっぱいに「ノート」が。そこには、デベソと出合った日や、オマエが今日楽しかったこた、ムカついたことは? の質問と、その答えを書き込める白いスペースが広がります。さらにページをめくると、またまたデベソからの質問。今日何食べた? うまかった? 今、何食べたい? 旅したことある? 今日元気だったか? 今、なやんでることってある? などなど。
 質問に答えているうちに、「オマエ」とはあなた自身であることに気づかされ、いつのまにか「デベソ」は親友に…。
 そして。すべての質問に答えたとき、きっかり十年後に再会する約束をして、「デベソ」は去っていくのでした。
 本書の作者・足立和香子さんは上田市出身。育児のかたわら、詩やメルヘンの創作活動を続けています。自分自身を見つめることの大切さや、ひとりじゃどうにもならないときに手をさしのべてくれる人のいることの幸せを、しみじみ感じさせてくれる一冊です。

【地方情報紙『ASTRO』2001年9月2日(下野新聞社発行)に紹介されました。】
足利の主婦 足立和香子さん 読者参加型絵本を出版
【足利】 子どものころから文章を書くことが好きだったという久保田町の足立和香子さんは、童話「のらねこデベソ交換ノート」(知玄舎)を出版した。2児の母として家事や育児、畑仕事など自然に密着し生き物に触れて生活しているなかで書き上げた。
 物語はオレ(のらねこデベソ)とオマエ(読者)との交流を通して命の大切さ、親子のきずなの深さを伝えている。読者の気持ちを書き込めるページもあり、読者参加型のオリジナル絵本になる。
 足立さんは「デベソは母親とつながっていたあかしで自分が生まれ出てきた命のシンボルなんです」と力強く話す。(本書を手にする足立さんの写真も掲載されています)


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