『石の力・ミネラルの力』−−微量元素に秘められた治癒力の驚異! 

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  周東 寛・野島尚武 共著  192ページ 2008年10月19日初版発行 定価1,470円(税込)
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2人の医師が、徹底調査・究明。花崗岩ミネラルが、どのように病苦を救う?
現代病は、総合微量元素・ミネラル欠乏症だった?
特殊なミネラル水がもたらす、驚きの臨床結果を、どう見る?


【訂正とお詫び】
本書カバーの著者、野島尚武氏の読みの表記に謝り誤りがございます。つぎのとおりに訂正いたします。

  ★野島尚武(のじま ひさたけ)

野島先生および関係者の方々にお詫び申しあげますとともに、ご寛容のほどお願い申し上げます。


 
 ISBN978-4-434-11978-1 C0047 \1400E 

単価 : \1,470 (消費税込み)  購入する/数量 :    
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●著者プロフィール

 周東 寛(しゅうとう ひろし)

1952年台湾高雄市生まれ。昭和大学医学部卒業、同学部兼任講師。医学博士。
1990年医療法人健身会理事長として、駅ビル医院「せんげん台」及び大袋医院を開設し、さらに南越谷健身会クリニックの院長に就任。日本内科学会認定医をはじめ各学会の専門医、指導医を取得。開業以来西洋医学に東洋医学を取り入れ、病気の早期発見、早期対応による発症予防医学の需要性を提唱。心身医学療法も行ない、トータルヘルスの確立に努めている。
南越谷健身会クリニック 〒343-0851埼玉県越谷市七左町1-304-1
 TEL:048-990-0777 [ホームページ] http://medical-kenshinkai.com/

 野島 尚武(のじま ひさたけ)

1944年満州生まれ。1969年長崎大学医学部卒業、1975年鹿児島大学医学部助教授、1989年千葉県松戸市保健所所長就任、2005年野島クリニック院長、医学博士。
海外での調査研究やアメリカ留学、保健所長を経て、野島クリニックを開設。
『超ミネラル水』を用いて、ガンなどの難病性の疾患にも顕著な効果をあげている。その評判は全国に広まり、遠隔地で来院できない患者さんには電話による問診も実施している。
野島クリニック 〒108-0023 東京都港区芝浦3-14-8 芝浦ワンハンドレッドビル6階  TEL:03-5445-3107 [ホームページ] http://www.nojimaclinic.com/


第1章 現代病は総合微量元素ミネラル欠乏症 実は総合微量元素ミネラル欠乏症だ

1 日本の今も増え続けている現代病は、予防することも治すこともできる 12

「メタボリック症候群」が「生活習慣病」と呼ばれていたころから、
            私は「生活環境病」と警鐘を打ち鳴らしていた――周東 12
保健所長のとき、微量元素が日本の現代病を救うと確信した――野島 16

2 微量元素ミネラルが現代病患者を救うというのは、 現代医学の盲点であると同時にたいへんな福音 20

研修医だったころ、微量元素である亜鉛の威力を知った――周東 20
石(微量元素)の力は、生命の誕生に深くかかわっている――野島 24
メタボリック症候群は、心筋梗塞、脳梗塞にまでつながっている――周東 28


第2章 地球も人類もミネラルバランスが崩壊しはじめている


1 現代人を蝕んでいる生活環境病 34
 
生活環境も非常に悪化してきて「生活環境病」も心配――周東 34
現代病の原因はいろいろあったが、決定的なものがなかった――野島 37
飽食する現代人は、有害物質を大量に体内蓄積している――周東 37
現代病の克服はまず有害物質回避から始まった――野島 44

2 現代人の多くは飽食で、ほとんどの人が栄養不足 46

自律神経・内分泌・免疫の乱れと栄養素の欠落――周東 46
重要栄養素・微量元素の登場により、農業にも家畜、養殖魚にも光が――野島 48
現代人の多くは、飽食で栄養失調――周東 49
飽食で栄養失調は、食物にミネラルが不足しているため――野島 50


第3章 21世紀は予防医学の時代

1 「予防医学の21世紀」といわれている理由 56

今世紀は予防医学の時代――周東 56
熱帯医学と現代医学の予防の違い――野島 60
私も花崗岩を温めて使うなど試みたこともあった――周東 61
病気になりにくく、すぐに治る体にすることが大切――野島 62

2 近代医薬は、いささか行き過ぎ 66

よいものは患者さんのためにどんどん治療に採り入れる――周東 66
薬も病院も、本来は今ほど必要ない――野島 68


第4章  健康によいものはすべて使う統合医療の時代

1 微量元素は、遺伝子に深く関わっている 82

「微量元素」は遺伝子ミネラルと呼ぶべきだった――野島 82
遺伝子の検査も治療も、今後ますます重要になってくる――周東 86

2 現代医療は西洋医学に頼りすぎている 89

私自身、西洋医学を学び、西洋医学での治療を行っているのだが――野島 89
私は西洋医学とともに、いまも東洋医学を学んでいる――周東 93
私の父も寝食を忘れて医療に打ち込んだ医師だった――野島 95

3 超ミネラル水、岩盤浴で、効率よく微量元素(ミネラル)を補給できる 101

花崗岩を濃硫酸で溶かした超ミネラル水の不思議な性質――野島 101
花崗岩を敷きつめた日本初の屋内岩盤浴施設をつくった――周東 103

第5章 健康によいものは、すべて採り入れたい

1 微量元素不足により、ガン遺伝子の発現が容易になる 114

微量元素不足は、ガン遺伝子の発現を容易にする――野島 114
医療は分子から原子の時代に入っていて、酸素、水素はとてもたいせつ――周東 116
ミネラル不足の「半病人」の激増と、私には見える――野島 120

2 ストレス、タバコ、アルコールもよくない 123

ストレス、タバコ、アルコールも一般に思われているよりも危険――周東 123 
ストレス、アルコール多飲も、微量元素(ミネラル)の敵――周東 128

3 ベータグルカンがよいのは、担体として 130

高圧・高濃度酸素状態では、酸素がたくさん摂取できる――周東 130
ベータグルカンは担体であり、重要なのは微量元素(ミネラル)――野島 132

第6章 超ミネラルのこれからと可能性

1 ミネラルに対する社会的認識 138

ミネラルのなかには、すでに医薬品に認定されているものもある――野島 138
演歌を歌うことも、体操をすることも、大きな健康効果がある――周東 143

2 新しいガン治療の展開 152

ガン治療が飛躍的に進む条件が、揃ってきた――野島 152
早期発見、早期治療が大切、検便でガンを発見したこともある――周東 163
超ミネラル療法の今後――野島 169
新たなガン治療システムは「兵糧攻め」――野島 171
超ミネラルによる組織反応――野島 174
超ミネラルはガンの「治療」だけでなく「予防」も可能に――野島 176


対談を終えて 周東 寛 180
あとがき  野島 尚武 185


 対談を終えて  周東 寛 

 小生は大学病院でスーパーレジデントを経て、1983年に電気理学療法の研究(医学博士号取得)によって、体内のサイクリックAMPが増加し、サイクリックGMPが低下することを発見しました(1986年に日本アレルギー学会誌に論文として発表)。しかも、C−AMP/C−GMPの比が大きくなればなるほど、体内の臓器、筋肉、骨格などのすべての細胞が活性化するということも分かりました。
 -中略−
 最新の医学では、「脂肪細胞、血管内皮細胞は、分泌細胞である」ということが盛んに言われていて、メタボリック症候群においても、このことが大きなポイントの一つとなっています。脂肪(とくに内臓脂肪)がよくないのは、肥満した脂肪細胞から悪いサイトカインが分泌されるからです。それに、血管内皮細胞からも悪いものが分泌され、動脈硬化から心筋梗塞、脳卒中といった「血管の障害」による死へと結びつきます。
 そのために、河川にたとえれば上流にあたる悪い生活習慣を改めて、中流から下流にかけて発症される、さまざまな悪い症状を改善しようというのが、メタボリック症候群であるわけです。
 そのほかとても重要なことであるにもかかわらず、脂肪細胞、血管内皮細胞ほどには指摘されないものとして、ミネラルバランスがあります。心臓にはマグネシウム、膵臓、肝臓、脾臓には亜鉛、皮膚には亜鉛・セレン、血液には鉄・銅・鉛、甲状腺にはヨウ素、骨はカルシウムというように、それぞれにミネラルがとても重要であり、ミネラルバランスが整うことにより、健康は維持されます。
 そのことについては、対談のなかでずいぶんお話しましたので、この本によってミネラルの重要性がより深く広く理解され、ミネラルバランスを整えることにより、発症予防を行なわれる方々が増えれば幸いです。
 −以下・略−


 あとがき  野島 尚武 

 −前略−
 今回の現代病は現代農業による微量元素欠乏が50年前からはじまっていた栄養障害だということに誰も気付かなかったのです。歴史的な壊血病にしろ脚気にしろ当事者が比較的短期間にその変化を読み取ることができた事例でありましたが、現代病では読み取れる当事者が不在なのです。生きていないということが致命傷でありました。
 微量元素を正確に測定することが不可能であったことも、現代病を見えなくしていました。現代社会で現代病が徐々に増えていくことと、生活が豊かになることとが平行したことが災いして、逆に栄養過多であるという勘違いを引き起こしました。途中、食品添加物や化学物質を一生懸命疑って法的な環境整備をして空振りにおわりました。
 ダイオキシン、環境ホルモンは最近話題になり消えていった案件です。これらの物質を健康被害と直接関係づけることを実験的にできても、現代病の減少には至っていません。
 このように栄養障害はその原因が判明した時点で解決することは当然のことです。我々の社会から現代病を駆逐できることは完全に射程内なのです。この事実が早く認知されることを切に願うことしきりです。
 −中略−
 最後に、「超ミネラル」と命名は私がしましたが、作った方は嶋西浅男氏です。沖縄であるお婆さんが硫酸で鉱石を溶かしているのをヒントに阿武隈山の蛭石(花崗岩)を硫酸で溶かして作ったと聞いています。嶋西先生の功績がなければ私が人類を救う機会も何もなかったでしょう。先生の会社を引き継いだ石井清堅社長が会社を維持していることが今の「超ミネラル」の存在に寄与していることをここに記します。

  2008年9月30日



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