●起業の苦悩と再起 心を興せ!
――ゼロから2度、起業した男の15年 (2016年2月新刊)
濱 博一
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■POD書籍 : \2,500 (消費税別)/(A5判277頁 ISBN978-4-907875-21-3)
2016年2月22日初版発行
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■電子書籍: \1,200 (消費税別)
2016年2月22日初版発行
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◎本書について
起業を目指す人のための知恵とヒントを盛り込んだ言葉のメンター。
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・ | 人は誰のために仕事をするか? 自ら起業するとはどういうことか? 本書は、人生を賭して会社を起こした男が、波瀾の起業15年を通し、偉大なるたくさんの起業家から聞いて学んで培った、生き方と働き方と考え方のヒント集。「いよっ!久々だな…。ところで、一杯やりながら募る話でもしようぜ」……そこから始まった日本人ならではの心と心、阿吽の呼吸から書き下されたエッセイの数々が、仕事と人生と人付き合いの意義と喜びを教えてくれる。本書は、起業を目指す人のための知恵とヒントを盛り込んだ言葉のメンター。 |
◎著者紹介
濱 博一(はま ひろかず)
昭和三十五年静岡市にて生まれ。(株)アスリック代表取締役、石川県地域づくり協会専任コーディネータ 静岡県観光振興アドバイザ、石川県市町村職員研修所講師(高度政策立案推進能力開発講座)、元:金沢大学経済学部・金沢星稜大学非常勤講師。石川県政上、重要な政策の一部である「石川新情報書府」「石川産業創出デジタルネット」「能登空港」関連事業を始めとして、各種起業政策・産業振興政策、IT関連政策やNPO支援政策など各種主要政策の立案や、遂行・関連プロジェクトに参画。民間企業における最先端事業の創造・設立・事業開発に至る起業活動全般を支援するコンサルタントとして活躍。長年にわたって公共・民間を問わず、幅広い「起業・事業開発・コト起こし」に携わり、新しい人財育成プログラムの開発・研修指導等、幅広い活動を行っている。
●目次
はじめに 2
上巻[第Ⅰ部]志事に臨む 9
第一章 心身を調える 10
◎一 ―― 音速を超える 10
◎二 ―― 高志と凧 11
◎三 ―― 難題と評価 11
◎四 ―― 夢中 12
◎五 ―― アブ 13
◎六 ―― 一念の径 14
◎七 ―― 米国と日本 15
◎八 ―― 善き働き 16
◎九 ―― 責任 18
◎一〇 ―― コリこる此処ろ 19
◎一一 ―― ときめき 20
◎一二 ―― かんしゃ と く 22
◎一三 ―― 岳父の仕事 23
◎一四 ―― 心と身体 24
◎一五 ―― 八合目 25
◎一六 ―― 眠り 27
◎一七 ―― 白い雪 28
◎一八 ―― 不調 29
◎一九 ―― 視点 30
◎二〇 ―― タフ 31
◎二一 ―― 複写 33
◎二二 ―― 一年の計 34
◎二三 ―― フロー 35
◎二四 ―― 心のプログラム 38
◎二五 ―― 使命感 40
◎二六 ―― 基準値 41
◎二七 ―― 殻を破る 44
◎二八 ―― 居心地 45
◎二九 ―― ある手術 48
第二章 捉え方を変える 52
◎三〇 ―― 失敗の価値 52
◎三一――企画力 53
◎三二 ―― 情報と流れ 53
◎三三 ―― ある依頼 55
◎三四 ―― KA 56
◎三五 ―― 造語 57
◎三六 ―― 頭脳明晰の「失」 58
◎三七 ―― 招福 60
◎三八 ―― 命の根 61
◎三九 ―― 災い転ず 62
◎四〇 ―― ある変革 64
◎四一 ―― 欲と夢 65
◎四二 ―― みちゆき 66
◎四三 ―― 老後 68
◎四四 ―― 国の未来 70
◎四五 ―― 新市場の創造 73
◎四六 ―― 空気観 76
第三章 郷土を愛する 78
◎四七――三愛 78
◎四八 ―― この国のかたち 79
◎四九―― 石積み 80
◎五〇―― 普請 82
◎五一 ―― 食と文化 83
◎五二 ―― おかみ 84
◎五三 ―― そこ 85
◎五四 ―― 瑞穂の国 87
◎五五 ―― 文化 88
◎五六 ―― 原風景 89
◎五七 ―― 地の力 91
◎五八―― 自治力 92
◎五九―― 隠し味 93
◎六〇 ―― 青の旦那衆 95
◎六一―― 黎明 96
◎六二―― 春まつり 97
◎六三 ―― 世界標準 99
◎六四―― 暮らしの中の文化 100
◎六五―― 信頼の先 101
中巻[第Ⅱ部]内面を治める 105
第四章 やすらぐ 106
◎六六 ―― 呼吸と丹田 106
◎六七 ―― 人と人の間に 107
◎六八 ―― 一病息災 108
◎六九 ―― 転化 109
◎七〇 ―― うつろい 110
◎七一 ―― 過ぎたるは 112
◎七二 ―― 掌のしごと 113
◎七三 ―― 小論 115
◎七四 ―― 甘辛談義 116
◎七五 ―― 化学と気性 117
◎七六 ―― 先達 119
◎七七 ―― 祓 120
◎七八 ―― 燈火の芯 122
◎七九 ―― 長寿の守り 123
◎八〇―― 燻煙 124
◎八一 ―― 祈り 125
◎八二 ―― 慈 127
◎八三 ―― 際 128
◎八四 ―― 脳内辞書 131
第五章 智慧をはぐくむ 133
◎八五―― 伝える(2) 133
◎八六 ―― 科学の非と未 134
◎八七 ―― 五輪と人間 134
◎八八 ―― 人生はVSOP 135
◎八九 ―― 戦略 136
◎九〇 ―― 今時の若者… 137
◎九一 ―― 雨と龍 139
◎九二 ―― 息吹 140
◎九三 ―― 客観 141
◎九四 ―― 小さくなる地球 142
◎九五 ―― 内なる土壌 144
◎九六 ―― 被害と貢献 145
◎九七 ―― 騎馬戦 146
◎九八 ―― 一縷 148
◎九九 ―― 亥子 149
◎一〇〇 ―― 現場と魂 151
◎一〇一 ―― 神様の壷 152
◎一〇二 ―― 力を超えて 153
◎一〇三 ―― 調和 155
◎一〇四 ―― 企から喜へ 156
◎一〇五 ―― 挑戦 159
◎一〇六 ―― 損得勘定 162
◎一〇七 ―― 目標と制限 165
◎一〇八 ―― 菌果玉状 166
◎一〇九 ―― 起業家の資質 169
◎一一〇 ―― 確固たるもの 171
第六章 豊かになる 175
◎一一一 ―― 支えられる 175
◎一一二 ―― 四猿 176
◎一一三 ―― 感謝の価値 177
◎一一四 ―― 費し消す 177
◎一一五 ―― 食と税 179
◎一一六 ―― 一テツ 180
◎一一七 ―― 風と土 181
◎一一八 ―― ご縁の深遠 183
◎一一九 ―― 流れ 184
◎一二〇 ―― しあわせ 186
◎一二一 ―― 百姓のススメ 187
◎一二二 ―― 種を蒔く 188
◎一二三 ―― ウォンテッド 190
◎一二四 ―― 改めて「絆」 191
◎一二五 ―― 変化の胎動 192
◎一二六 ―― 財源 194
◎一二七 ―― 道 197
◎一二八 ―― 富の配分 198
下巻[第Ⅲ部]折合いをつける 203
第七章 思い遣る 204
◎一二九 ―― 時間と金 204
◎一三〇 ―― 伝える(1) 205
◎一三一 ―― 家族と期待 205
◎一三二 ―― 看脚下 206
◎一三三 ―― お婆 207
◎一三四 ―― そう 209
◎一三五 ―― 復興支援 210
◎一三六 ―― 旅立ち 211
◎一三七 ―― 馳せる 213
◎一三八 ―― たんかん 214
◎一三九 ―― ご来光 215
◎一四〇 ―― 心切 216
◎一四一 ―― 判断と幸福 218
◎一四二 ―― 花吹雪 219
◎一四三 ―― 国を超えて 220
◎一四四 ―― 感性 221
◎一四五 ―― 開国の地にて 223
◎一四六 ―― 思い遣りのチカラ 226
第八章 ひとを育む 229
◎一四七 ―― 癒しの言葉 229
◎一四八 ―― 人財 230
◎一四九 ―― 守破離 230
◎一五〇 ―― 発想の発酵 231
◎一五一 ―― スロー 232
◎一五二 ―― 支援 233
◎一五三 ―― 行 ―― その内と外 234
◎一五四 ―― スポーツと名言 236
◎一五五 ―― 雪 237
◎一五六 ―― 想う 238
◎一五七 ―― 韓流 239
◎一五八 ―― 業と芸 241
◎一五九 ―― ブレる 242
◎一六〇 ―― 生きる力 243
◎一六一 ―― 二と道標 245
◎一六二 ―― やねだん 246
◎一六三 ―― 神輿を担ぐ 247
◎一六四 ―― 息の長さ 249
◎一六五 ―― 再現 250
◎一六六 ―― 喜業 251
◎一六七 ―― 促進 253
第九章 ご縁をむすぶ 256
◎一六八 ―― 出逢い 256
◎一六九 ―― 恩返し 257
◎一七〇 ―― 隣国の民びと 258
◎一七一 ―― 人間 259
◎一七二 ―― 交流の意味 260
◎一七三 ―― あきない道 261
◎一七四 ―― 津梁 263
◎一七五 ―― 試練のとき 264
◎一七六 ―― 百号御礼 266
◎一七七 ―― 想い 267
◎一七八 ―― ある集い 268
◎一七九 ―― 大なべ 270
◎一八〇 ―― 天岩戸開き 271
おわりに ~謝辞~ 273
まえがき
バンカラもどきで過ごした学生時代。男子寮で幾星霜を共にした友垣。
「いよっ!久々だな…。ところで、一杯やりながら募る話でもしようぜ。」
再会すると、大抵こうなる。
互いに、異なる畑で働いていても、逢った瞬間「あの頃」に戻るから不思議だ。昔からの友とは、そういうものなのかも知れない。
そうして、世の中を支える世代となろうとも、瞳にいたずらな好奇心が抜けきらない男どもの語りは、書生じみてゆく。
青臭い書生そのままの自分が、多方面のプロジェクトや起業への関りを通じて内省し、徐々に成長させて頂く中で、気づき、学んだ言の葉を、経営する会社から月刊で発行していたニュースレターに綴ってきた十五年間。毎月連載し続けたコラムは、百八十編に至っていた。その小文たちを一部再編集し再構成させて頂いたのが本書である。
文章の出自の性格上、一編ごとにある程度完結しているので、冒頭から順番にではなく、偶然に任せてパラパラと頁をめくって頂く読み方も、ご自由である。
久々に逢った親友と呑みながら語り合う気づきの手土産話として、一献傾ける肴に、寛ぎながらお読みいただければ、この上ない幸いと想う。何よりも、こうして手にとって頂けただけでも本当に有難い事だと感謝申し上げたい。
起業家にはメンター(伴走者)が要る。心が折れそうになったとき、重要な気づきをもたらしてもくれる。この本が、あなたのメンターとなれば、無上の幸いだ。
各節末( )内の年月は、掲載した号。また、文中で紹介した団体・個人の所属などは、敢えてニュース原稿執筆当時のままとしている。ご理解を賜れればなお、有り難い。
起業化コンサルタント 濱 博一