色の治癒力......[氣・色・食の氣づき−レインボー療法の驚異]
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小野田順亮著 四六判上製本256頁 1999年7月7日初版発行 定価1,680円(税込)
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レインボー療法とは、陰陽道による東洋医学の知恵に基づき、色そのものを人体のツボに貼り治癒効果を発揮するもの。氣を放射する「レインボーパワー」という特殊なツールと色のエネルギーを効率よく人体に伝達する「色体テープ」の具体的施術法を公開。それとともに、本来の健康を取り戻すための食養生をていねいに指南。
【参考】本書の内容をマニュアル化した「レインボー療法のすべて」(在庫切れ) があります。
■訂正(著者へのお問い合わせ)
本書252ページ(下)に掲載されている、「健康道場 燿康友和協会」は、名称、所在ともに変更になっております。
レインボー療法、色彩テープ等のお問い合わせはこちらにお願いします。(2009年10月現在)
国際レインボー学会(理事長=著者)
〒600−8310 京都府京都市下京区七条通新町西入夷之町697 小川ビル5F レインボーセラピー彩内 Tel:075-361-5701 MAIL
rainbow@bys.co.jp
ISBN4-7952-4167-8 C0047 \1600E
●著者プロフィール
小野田 順亮(おのだ じゅんりょう)
1941年生。
健康道場耀康友和協会理事長。
二五歳のとき、東洋医学の治療に感動。その後独学でアーユルヴェーダ医学、チベット医学、中医学、仏教医学を学び、陰陽調和の食養生を提唱。氣の注入器「レインボーパワー」「色体テープ」を考案開発し、「レインボー療法」と名付けたトータルヘルスケアを確立。7年前より講演活動及び普及につとめ、協会を設立。現在1200名の医師、柔整師、鍼灸師、療術師などが入会している。
推薦文 (日本EAV協会理事 グローバルピース大学教授 医療法人 有夢会……陰山泰成)
二〇〇三年頃より始まる医療保険制度の変革で、医療業界の構成図は大きく変わります。アメリカ式DRGが導入され(国民健康保険制度の崩壊)、自主健康管理を行わないと、莫大な自己負担金が発生する保険制度になるのです。当然クローズアップされるのが「予防医学」です。医師が「予防」を日常臨床で実証することは、現在も将来的にも不可能です。今後の予防医学をになうのは、癒しに対する志を持った治療師(医師免許とは無関係に)こそが、予防医学を実践していくべきです。
小野田先生が考案開発されたレインボー療法(パワー、色体テープ)は予防医学を可能にするのと同時に、医療を新しいパラダイムへと導く矛先案内の役をになっています。副作用がなく、無刺激でありながら、色の持つ情報が人体の精神と肉体の両面を癒すのです。色体テープ療法の初源は、およそ四〇〇〇年前から存在するアーユルヴェーダであると言われています。また近年の欧米での量子物理学者や、生体光子学を研究する医療人によって、その作用があきらかにされつつあります。つまり最も古い医学体系から成り立ちながら、最先端をいく医療といえるのです。小野田先生は毎日のように全国を飛び廻り、治療に関わる私たちに施術法(レインボー療法)と患者さんへの症状別の生活指導(陰陽調和食、四季の過ごし方)を教えてくれています。二十一世紀の人類が、レインボーパワー療法と色体テープ療法をひとつのきっかけとして、精神と肉体のバランスを取り戻し、住みよい地球環境の形成を実現していくことを、心から願ってやみません。
はじめに
私たちが抱える四つの大きな問題とは、人口増加、食糧問題、環境問題、エネルギー問題をどう解決するか−−です。
今から約一〇〇年前、地球上の人口は約一六億人といわれていました。しかし五〇年前には二三億人、一三年前には五〇億人を突破……来年には六〇億人を突破すると予測されています。
医療技術の急速なる進歩によって、疫病の防止と感染率の低下、それに伴う死亡率の低下、つまり延命技術の急速なる進歩等がもたらされました。こうして人類は、かつてないほど延命できる結果となりました。
ではいったい、この地球が許容できる人口は、はたしてどのくらいの数なのでしょうか?
食物連鎖系の最終消費者である人類の人口は、半世紀ほど前までは自然環境と折り合い、生態系のバランスを保ちながら、緩やかな速度で増加してきたのですが……。
その昔、人類は、火と道具を手に入れ定住するようになると、農業という効率化された食物生産技術を取り入れ、自然が生態系に与える以上のものを生産できるようになりました。その火を発見してから一〇万年以上たちますが、人類は自然界からエネルギーを作り出し、それを利用して文明を作り上げてきました。
しかしそれは、いわゆる生活に必要な分だけのエネルギー消費であり、今日のように、決して自然の調和を崩すレベルのものではなかったのです。
環境庁は現在「地球環境問題」を九つに整理しています。それは、1)オゾン層の破壊、2)地球温暖化、3)酸性雨、4)熱帯林の減少、5)砂漠化、6)生物種の減少、7)海洋汚染、8)公害汚染問題の国際的移動、9)途上国の公害−−です。
この問題を考えると、とくに心配なのは生態系への影響です。治療家としては、次代を担う子供たちの体力の低下、低体温や糖尿病、高血圧、癌などといった成人病の多発が氣がかりです。
このことは、子供たちの老化の始まりを意味するのではないでしょうか?
どうしてこんなことになってしまったのでしょう。
それは、近代の工業化による水の汚染や大氣汚染が、自然破壊を加速させ、大地そのものの生態系を崩し始めているからなのではないでしょうか?
だとすれば、……そう!
これらの問題はすべて、私たち大人の人間が犯した罪の報いであり、今後長い時間をかけてつぐなっていかなければならない大罪ということになります。
大げさな事を書きましたが、私は常々「地球は子供からの借り物」だから、「元通りにして返さなければならない」と思っているのです。
皆さんはどうお考えでしょうか?
子供たちには……罪はないのです。
いま、それを考えなければ取り返しがつかない時にきているとは思いませんか?
私が、あなたが、「地球に、そして子供たちにして返せること」……できることから少しずつでも実行してゆきたい……!
それにはまず、自分の健康です。
健康ならば何かができます。
私はずっと、どうすればほんものの健康を持続し、あるいは取り戻せるか? いま「ここが痛い」という苦痛をどうすれば速やかに取り去ってやることができるか? このことをずっと探究してきました。そして、その、極めて簡単で即効性のある方法を考案・開発しました。それが「レインボー療法」として実を結んだのです。
この療法は、次の三つの柱から成り立っています。
1)レインボーパワー(著作権・知的所有権登録済。人体の氣を調整する特殊な道具)
2)色体テープ(レインボーテープ。特許公開中。人体のツボに貼る七色の電磁波素材)
3)食養法(病氣を治す食品・食物)
病氣になると、家族にもまわりの人たちにも迷惑をかけてしまうし、本人は痛い思いをするし、家計も脅かします。自らの一生が健やかであるためには、今日一日をどう過ごすか−−が大切になってきます。そんな場合に、この「レインボー療法」は、人体に対して最も優しく、副作用がなく、精神的にも肉体的にも負担のない、しかもすぐに効果がわかるもので、すでに数々の実績があります。
私はこれまで、北海道から鹿児島まで、第一線で治療にたずさわる一流の先生ばかりが集まる会場で、年間七〇回ほどの未病対策と末病対策に関する講演をしてきました。
本書では、その内容を噛み砕き、今すぐに役立つ春夏秋冬における未病対策の中から、あなたの、そしてご家族の健康へのレベルアップを願って、わかりやすくご紹介します。
平成一一年五月
健康道場 燿康友和協会 理事長
小野田 順亮
●目次
第一章 それは……いのちの「氣づき」から始まる
想像が「創造」に変わるために
人間の寿命とは何か?
文字に秘められた健康の意味
「氣づき」で始まる臓器や手足への感謝
眠りは一日の始まり
第二章 湧き出る自然治癒力! レインボー療法は色で治す
自然界の生命には自然治癒力が備わっている
「レインボーパワー」で人体に「氣」を注入する
インテリアの「色」は健康を大きく左右している
色は治療に驚くほどの効果がある
体のどんな不調にもそれを癒す色がある
「色体テープ」による治療法が誕生した
「氣」の調整と「色体テープ」はこうする
劇的症例−私は色だけでこんなにダイエットできた
奇跡的体験談−私たちはこんな苦痛から解放された
第三章 いのちをつくる元氣の素! 陰陽調和「食養生」のすすめ
今の体をつくったのは過去だった
すべてこの世のものは「陰陽」で成りたっている
食べ物には二つの性質がある
人間は本来どんなものを食べるようにできているか
どういう食べ物が陰性食品・陽性食品なのか
あなたの体質は陽性型か陰性型か?
健康のバランスをとる基本食の取り方がある
正しい「食」の選び方は調味料がポイントだ
骨太になるための食物はカルシウムだけではない
第四章 四季の未病対策! レインボー療法の施術法
四季の恵みを生かす方法がある
春は肝機能に注意する
夏は心臓と循環器系に注意する
秋から初冬にかけては肺臓と呼吸器系に注意する
冬は腎臓機能と膀胱機能に注意する
血圧には「いのち」の声が響いている
風邪が万病の元というのはあなどれない
夏の健康はどうすれば保てるか
腰痛は人類の宿命だった
第五章 こんな病氣は食事療法で治す
肝臓病−肉、卵、牛乳を控え、主食を吟味する
腎臓病−主食中心、おかずを少なめにする
高血圧−主食はソバ、腹八分目を心がける
ボケ(痴呆症)−未精白の穀類をよく噛むこと
肥満症−主食健康法で無理なく痩せる
便秘症−精白食品を避け、穀、菜食に切り替える
第六章 昔はなかった病氣! 食を戻せば、アトピーは治る
アトピーは石油化学品混入食品に原因がある?
食べてはいけない食品類がある
血液の状態で「体質」が変わる
治療の第一歩は正しい理解から
第七章 健康で健全な生活のための、ちょっと得する話
掌のエネルギーが「おむすび」の味に変わる
「冷え性」は万病の引き金だった
便だけでも健康診断ができる
お風呂の入り方は一つだけじゃない
自然のために純石鹸を使い生ゴミを出さない
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レインボー療法代表治療院一覧
あとがき