A Simple Way To Learn Basic English Grammar.
 英文法たったコレだけ 
 (2012年4月新刊)    

  −英文は始めと終わりを目立たせる−


  岡根 直人 著 (David Riggs 英文校閲)

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  四六伴 フルカラー 256頁 2012年4月17日初版発行 定価:1,470円(税込)
  ISBN978-4-434-16458-3 C2082 \1400E 発行:知玄舎/発売:星雲社
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 手強い英文法を、シンプルに解説した、画期的な手引き書。
 フルカラー、イラストや図解で親しみやすく分かりやすい。

 ★中高生からビジネスマンまで必携の1冊★

 えっ!こんなに簡単だったとは?英文法のからくりが、丸見え。
 ほんとうに、コレだけでいいんです。受験もビジネスも会話も作文も大丈夫。
 目からウロコの画期的な英文法解説書。



 【新刊協力書店様】

 アバンティ・ブックセンター・フィスミー(京都店)
 うつのみや(柿木畠本店)
 喜久屋書店(倉敷店)
 紀伊國屋書店(堺北花田店、玉川高島屋店、横浜店)
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 八重洲ブックセンター本店
 有隣堂(ルミネ横浜東口店、藤沢店、厚木店)

 ありがとうございます。


 これで英語はあなたの手足となる。
 あなたの英語が目覚め、神経が通う瞬間がここにある!!

 英文法ってこんなにシンプルだったんですね!
 (会社員、36歳女性)

 本書の英文法の解説は、極めて特殊です。
 しかし、これで英文への理解がグンと進みました。
 とても分かりやすく納得できる解説になっています。
 私は高校で英語を教えてきましたが、
 今度はぜひこの解説書を使って教えたいです。
 とくに英文法で頭が混乱してストレスを抱えている学生に、
 まったく違う観点から理解させることができます。
 そこがこの解説書のユニークなところで、
 こんなによく分かるものはなかなかありません。
 実によくできた、画期的な解説書です。
 (元高校英語教師)
単価 : \1,470 (消費税込み)  知玄舎通信販売 購入する/数量 :   
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[著者プロフィール]
 岡根 直人(おかね なおと)
 1964年(昭和39年)石川県生まれ。1991年日本柔道整復専門学校、1999年金沢工業大学経営工学科を卒業。
 これまで日本医学協会公認救急蘇生法指導員(1996年〜)、厚生省(現在厚生労働省)認定資格健康運動指導士認定講習会講師(2001年)、
 1998年から岡根接骨院院長として活躍。研究分野は人体の運動生理学、テーピング療法、和道など。
 学生時代には全日本学生ドイツ語弁論大会弁論の部で優勝。ドイツ語および英語に精通。
 中でも、英文法の研究を歴史まで遡り、数学や物理、化学などの研究を駆使して解明。
 専門家を唸らせる独自の理論を導き出し、その普遍化のために度重なる改訂を経て、
 遂に本書原稿を完成。2011年11月帰星。


■目 次

はじめに −英文を貫くしくみに気づこう!− 003

第1部 −平叙文 のからくり−

第1章 主語と述語動詞

1-1 文の始まりでは主語が目立つ 016
1-2 文の終わりでは新情報が目立つ 018

第2章 be動詞と一般動詞

2-1 状態は be 動詞で 020
2-2 縮約形が際立たせるもの 022
2-3 動作は一般動詞で 024
2-4 修飾語句の働き 026
2-5 「今」だけじゃない現在形 028
2-6 所有は基本概念の一つ 030
2-7 目的語は文の終わりが目立つ 032
2-8 There 文では主語を文末に置く 034
2-9 3大概念は助動詞へとつながる 036

第3章 助動詞 be, have

3-1 現在進行形は「今」が旬 038
3-2 進行形にできない動詞がある 040
3-3 受動態には必然性がある 042
3-4 感情表現も受身でどうぞ 044
3-5 完了形は現在とつながる 046
3-6 経験は完了で 048
〈カギとなる動詞@ have 〉 050

第4章 法助動詞

4-1 can は可能性で「できる」 052
4-2 will の根底には「意志」がある 054
4-3 must は絶対必要感 056
4-4 may は確率50%? 058
4-5 すでに決まっている予定は be going to  060
〈カギとなる動詞A get〉 062

第5章 動詞の過去形

5-1 過去の状態も be 動詞で 064 
5-2 進行形は be 動詞を過去形にしよう 066
5-3 受動態も be 動詞を過去形にしよう 068
5-4 動作は一般動詞を過去形に 070
5-5 不規則活用の動詞もある 072
〈カギとなる動詞B take 〉 074

第6章 仮定法

6-1 仮定法とは? 076
6-2 could は「できた」でいいの? 078
6-3 遠まわしな would 080
6-4 should は理解「すべき」 082
〈カギとなる動詞C give 〉 084
【 it を使った表現】 086

第1部の練習問題 088
〈第一部のまとめ〉 092

第2部 −命令文、疑問文、感嘆文のからくり−

第7章 命令文

7-1 文の始まりに新情報がくる 096
7-2 主語と動詞はセットで 098
7-3 命令文とは? 100
7-4 状態の要求は be 動詞で 102
7-5 動作の要求は一般動詞で 104
7-6 please でお願い 106

第8章 Yes/No 疑問文

8-1 Yes/No 疑問文とは? 108
8-2 状態の Yes/No 疑問文は be 動詞を文頭に 110
8-3 進行形の Yes/No 疑問文も be 動詞を文頭に 112
8-4 受動態の Yes/No 疑問文も be 動詞を文頭に 114
8-5 一般動詞の Yes/No 疑問文は do を文頭に 116
8-6 doは強調のため 118
8-7 完了形の Yes/No 疑問文は have を文頭に 120
8-8 will を文頭に置く Yes/No 疑問文 122
8-9 命令文と Yes/No 疑問文を並べてみよう! 124

第9章 Wh 疑問文

9-1 5W1H とは? 126
9-2 5W1H を使った疑問文 128
9-3 be 動詞を使った Wh 疑問文 130
9-4 進行形の Wh 疑問文 132
9-5 一般動詞を使った Wh 疑問文 134
9-6 過去の動作を Wh 疑問文で 136
9-7 完了を Wh 疑問文で 138
9-8 will を使った Wh 疑問文 140
 
第10章 感嘆文

10-1 感嘆文はカンタン 142
10-2 感嘆はいつも主観的 144

第11章 否定文

11-1 否定とは? 146
11-2 状態の否定は時制に続く 148
11-3 動作の否定も時制に続く 150
11-4 完了の否定も時制に続く 152
11-5 will などの否定も時制に続く 154
11-6 some と any 156
11-7 one, another, the other など 158
11-8 さまざまな否定表現 160
〈カギとなる動詞D come と go 〉 162

第2部の練習問題 166
〈第2部まとめ〉 170

第3部 −句、節、SVOC のからくり−

第12章 8品詞

12-1 意味上の主語述語関係 174
12-2 ことばの核を見つけよう 176
12-3 8品詞の概要 178
12-4 枯れたことばと増殖することば 180
12-5 名詞、動詞、形容詞、副詞の修飾関係図 182

第13章 to 不定詞

13-1 句とは 184
13-2 句における動詞の語形 186
13-3 to 不定詞 名詞的な使い方 188
13-4 to 不定詞 形容詞的な使い方 190
13-5 to 不定詞 副詞的な使い方 192
13-6 for 〜 to … 194

第14章 〜ing

14-1 〜ing 形 名詞的な使い方 196
14-2 〜ing 形 形容詞的な使い方 198
14-3 〜ing 形 副詞的な使い方 200

第15章 〜ed(過去分詞)

15-1 〜ed 形容詞的な使い方 202
15-2 〜ed 副詞的な使い方 204

第16章 接続詞 that

16-1 接続詞 that 名詞的な使い方 206
16-2 接続詞 that 形容詞、副詞的な使い方 208

第17章 関係詞

17-1 関係代名詞 that 形容詞的な使い方 210
17-2 関係代名詞 who, whose, whom 212  
17-3 関係代名詞 which, whose, which 214   
17-4 関係詞 what 216
17-5 関係副詞 218

第18章 比較

18-1 比較の要は形容詞 220
18-2 as の由来 222
18-3 比較級による提示 224
〈形容詞 〉 226
〈さまざまな形容詞 〉 228
18-4 最上級という比較 230
〈倍数表現 〉 232

第19章 話法など

19-1 強調構文 234
19-2 時制の一致 236
19-3 話法 238

第20章 5文型

20-1 第1文型 SV 240
20-2 第2文型 SVC 242
20-3 第3文型 SVO 244
20-4 第4文型 SVOO 246
20-5 第5文型 SVOC @ 248
20-6 第5文型 SVOC A 250

〈第3部まとめ〉 252



英文校閲を終えて「著者、岡根直人さんについて」 David Riggs 254
あとがきに代えて 岡根良子 岡根江里子 255


 はじめに −英文を貫くしくみに気づこう!−


 英語を母国語とする人たちよりも、英文法の基礎を圧倒的に早く学ぶ方法はないだろうか?
 それが本書を書くきっかけでした。
 そのような誘惑にかられたのが約20年前、そして書き始めたのが7年前でした。

 言語というものは、果てしない繰り返しの作業。それを脳に定着させやすく、自然な反応を引き出しやすい本が、いったいどうしたら作れるのだろうか?
 そのような問いかけから始めました。

 一つ一つの文法項目をカンタンに理解するために、いったいどのようなステップが必要なのか、理科系頭で徹底的に考え抜きました。
 作っては壊し作っては壊しという作業を何十回と行い、本書という作品が出来上がっていきました。
 本書は私にとって、妥協せず作り上げた芸術作品のようなものです。
 
 本書の特長は、なんといっても本質的なわかりやすさにあります。そして、その目的を達成するために、用意周到な仕掛けを施しました。
 しかし本書を作り上げていく過程で、最大の発見は英文の根底で働くルールに気づけたことです。
 したがって本書には、あなたが体験したことがない、ことばを目立たせるための原理原則が示されているはずです。

 このルールの検証は、論理学、数学、物理学、工学、医学といった理科系の視点だけでなく、英文法史、ドイツ語など、英語を取り巻く諸問題の関係を参照しました。
 これにより、英文の根底で働いている無意識のルールに、目を向けることができ、実際に英文で試すことができるのです。

 英文法では、8品詞(名詞、動詞、形容詞、副詞など)、5文型(主語、述語動詞、目的語、補語)、
 動詞の語形(原形、現在形、過去形、過去分詞、〜 ing形)など、多くの専門用語が登場し混乱しがちです。
 本書では、名詞、動詞、形容詞、副詞が、きちんと区別できるよう字体を工夫しました。また5文型や構文なども、できるだけ図解を行いました。
 その結果、8品詞や5文型などに無駄に悩むことなく、英文法のストーリーに意識を集中させることができることでしょう。
 基本的な用語については、一般には省略されがちなことばにも、必要なものにはていねいな説明を加えました。
 そして、have, get, give, take などの基本単語には、わかりやすい解説を行いました。
 これらは根っこの意味を知らずに、熟語の暗記に苦しむ人が多くいるだけでなく、文法とも密接に結びついているのです。
 したがって、根っこの意味と根っこのとらえ方に気づくと、熟語の暗記や文法がとたんに楽になるのです。

 以上のお話は、すべてつながっていて、これらをうまく融合し一つの世界観を与えるのが本書の役割です。

 それでは、本書によって、得られるメリットは何でしょうか。

 それはきわめて少ない努力で、基礎英文法が感覚的にわかるようになり、読み、聴き、話し、書くための基礎力がつくことです。
 そのために、本質的な部分をストレートに書き、たくさんの仕掛けを仕込みました。
 このような方法を用いたのは、文法に対するハードルをできるだけ下げ、気軽に読むだけで文法の基礎がわかるようにするためです。

 また本書では、楽しいイラストを数多く配し、本書で楽しい体験が得られるよう工夫しました。
 きっと、思わぬところでプッとふきだしたり、心が和やかになることでしょう。
 おそらく、あっという間に、読み終える人もいることでしょう。

 英語はこれから、ますます必要とされます。
 その理由は、インターネット、産業、金融、科学論文など、世界の最も重要な要が英語だからです。要の分野では、英語の圧勝です。
 そして、英文法がわからずして、英語がわかるということもありません。
 したがって、英語の基礎力を高めたいのであれば、英文法はさけては通れません。
 壁にぶち当たったときの対処法は、さけるか、乗り越えるか、あきらめるか、のいずれかです。
 英文法という壁を、あなたがもし乗り越えたいと望むなら、本書は最も強力なガイドの一つとなるでしょう。

 あなたが英文法に目覚め、潜在力を引き出すための知恵が、本書には満載されていることに気づくことになるでしょう。

 本書の使い勝手については、実に多くの方々にご協力いただき、何度もご意見をいただきました。

 なお本書の英文のチェックは、シャミナード大学講師であり、尊敬するDavid Riggs 先生にお願いいたしました。(一部略)


 英文校閲を終えて「著者、岡根直人さんについて」

 (部分)
 私は本書を校閲しながら、岡根直人さんが英文法の構造について解明した完璧に近いほど豊富な知識に感動しました。
 ネイティブは、英語の文、単語あるいは句などについて、正しいかどうかを伝えることはできます。
 しかし、英文法の委細について説明することができる人は滅多にいません。
 ところが岡根直人さんは、ネイティブですら知らないほどの高レベルの知識を身につけていたのです。
 本書を著した彼の意図は、日本の学生が英語を学ぶ時に、英文法を怖れることなく理解できるようにすることです。
 そのために彼は、十分な仕事を成し遂げたのだと私は思います。(一部略)
 your drinking buddy forever   David Riggs


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