日本国初代大統領    (2011年12月新刊)    

  −神戸明日人が切り拓く近未来・日本復興物語−


  上田 拓治 著 (前早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻講師、
                   マーケティングリサーチ・コンサルタント)

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  四六判 192頁 2011年12月30日初版発行 定価:1,470円(税込)
  ISBN978-4-434-16247-3 C0093 \1400E 発行:知玄舎/発売:星雲社
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 あなたならどうする?
 ニッポン 日本人!
 マーケティングの権威が初めて著した、日本を元気にする近未来小説−神戸明日人の生涯
 GPW構想が世界を激変させる
 
■本書の序章をご紹介→立ち読みPDF(序章)


     日本の政界に、構想力に優れ、問題解決力があり、
 正義に立ち向かう情熱と分かち合う愛情を持ち、
 私利私欲がない公平さで采配する、
 強い意志と行動力のあるリーダーが登場したなら、
 その役割は、議院内閣制の首相では不十分だ。
 大統領制が相応しい。

 本書は、二十一世紀前半の近未来小説である。
 民間人の中から彗星のように
 政界に登場したハーフの神戸明日人が、
 日本国初代大統領として選ばれ、活躍して引退し、
 七十三歳の生涯を閉じるまでのフィクションである。
 困惑し迷走するリーダー不在の
 日本を変革するひとつの可能性として、
 日本国大統領構想を問う。

 神戸明日人は、今の日本を変革したいと思っている、
 あなたの可能性のひとつである。


単価 : \1,470 (消費税込み)  知玄舎通信販売 購入する/数量 :   
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[著者プロフィール]
 上田 拓治(うえだ たくじ)

 一九三九年和歌山県生まれ。前早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻講師、マーケティングリサーチ・コンサルタント。 
 ネスレ日本、電通Y&Rに勤務後、二〇一〇年まで早稲田大学大学院にてマーケティングリサーチと統計をレクチャー。
 著書に「マーケティングリサーチの論理と技法」(日本評論社)、「44の例題で学ぶ統計的検定と推定の解き方」(オーム社)など多数。
 本書は、未曾有の大災害となった三・一一東日本大震災に触発され、これからのニッポンのために、
 自らの人生の足取りに重ね未来の日本を担う若者へ期待と希望を託し、病床から構想し書き下ろした小説の処女作。
 二〇一三年五月、惜しまれつつも他界、遺作となった。

【訃報】
 著者の上田先生は、2013年5月15日、他界されました。享年73歳。ご冥福をお祈りいたします。
 本書は先生の最後の出版物となりました。
 本書には、小説の形で、これからの日本、日本人、日本と世界のリーダーの在り方についての先生ご自身のメッセージが託されています。


■目 次

序章 未来からの伝言

[一話]カンベ・アストのDNA 15

二一一〇年、ロンドンの彼方 15
世界変革の扉「三・一一」から百年 16
神戸拓人への招待状 17
GPWを構想した「神戸明日人」という存在 19
孫の継承−明日人と拓人と飛鳥 21


第一章 青い熱意と赤い挫折

[二話]少年時代と曾祖父への思い 27

神戸家のはじまり 27
幹夫おじいさんの教え 30
紅白歌合戦を見る 31

[三話]親友と剣道と大学時代 33

大親友ができる 33
剣道に励む 35
語学の達人 37
卒業旅行で日本に立ち寄る 39
世界の行く末を変える未曾有の災害、東日本大震災 40

[四話]広告代理店と日本への旅立ち 44

世界的広告代理店に入社 44
オリエンテーションを受ける 45 
社内での準備作業 47
プレゼンテーションは大成功 47
バッド・ニュース 49
画策 49
人事異動 51
日本への決意 52

[五話]アストの来日とYMS 53

来日と浩の出迎え 53
YMSに入社 54
山科舞との出会い 55
やまと鳥丘にて 56
舞との談笑 58
山村議員宅 59
上大岡の賃貸マンション 59
幹夫おじいさんの死 60

[六話]舞との結婚 62

湘南をドライブ 62
みなとみらいの夜景 62
二人の接近 63
ディズニーランドで遊ぶ 64
真仁和尚の説法 65
ルーツ和歌山と帰化申請 67
結婚式 68

[七話]新婚生活と不安な日々 71

新婚生活と箱根での正月 71
重なる悲運 72
「上を向いて歩こう」 73

[八話]ささやかな幸せの中の決心 76

横浜の会社に勤める 76
長男の運動会 77
迷い 79
和尚と浩の勧め 80


第二章 飽くなき改革と平和へのGPW構想

[九話]本の出版 87

執筆 87
山村議員のアドバイス 89
百五十万部を記録 92
つくしのTVハッスル≠ノ出演 94
嬉しさと自戒 95

[十話]衆議院議員総選挙 97

マイクの来日と旧友の近況 97
経友党の総辞職が近い 99
明日人の街頭演説 100
当選の喜び 103
国家戦略省副大臣に就く 105

[十一話]二〇二七年の日本と赤石吾郎との出会い 107

二〇二七年の日本、神戸明日人、四十歳 107
赤石吾郎との出会い 108

[十二話]大統領制へ 111

道州制の施行 111
議院内閣制と大統領制の問題 111
大統領制に対する意見 114
大統領制で見える政治力学の大転換 117

[十三話]日本*アジア活性化プログラム 120

国内を固める 120
アジアへのビジネス展開 122
アジア共同体構想 124

[十四話]GPW構想 126

ノートに記したGPW構想への思い 126
GPW計画概要 127

[十五話]人質事件 132

事件の勃発 132
格闘 134
大統領と抱き合う 135
[十六話]拉致 136

北朝鮮漁民を救出 136
緊急会議 137
拉致被害者の帰還 139


第三章 蘇れ!ニッポン・日本人

[十七話]大統領選挙 145

選挙運動 145
神戸明日人の演説 148
選挙参謀、生駒正樹の死 155

[十八話]日本国初代大統領の誕生 157

大差で勝利 157
大統領就任式 159
語らいのひととき 161

[十九話]大統領特命戦略チーム 163

二〇三八年、五十一歳の神戸明日人 163
特命戦略チームの編成 164

[二十話]一人当たりGDP一・五倍増運動 167

国民一人当たりGDPを十年で一・五倍にしよう!♂^動 167
大統領のテレビ演説 168

[二十一話]アジア共同体の構築 171

アジア共同体の実現と四カ国相互友好条約の締結 171
効果の浸透 172

[二十二話]SAL・GPW構想 174

二つの構想 174
済州島でSAL着工会議 177

[二十三話]常任理事国入りと最後の晩餐会 178

常任理事国入り 178
最後の晩餐会 180

[二十四話]神戸明日人の死とSALの完成 183

国際政治政策大学院大学の創設 183
神戸明日人の死 185
真仁和尚への訪問者 186
SALを渡る 188
国立墓地の老婦人 189


 【新刊協力書店様】
 ジュンク堂(池袋店、西宮店、広島駅前店)、紀伊国屋梅田本店、有隣堂戸塚モディ店、
 他多数の書店様、ありがとうございます。

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